Pioneer DJがTORAIZ SP-16を発表

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    Wed, Apr 6, 2016, 09:33
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    Resident Advisor
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  • Dave Smith Prophet-6のアナログフィルターを搭載したスタンドアローン型サンプラーが今夏リリース予定。
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  • Pioneer DJが昨日4月5日、新型サンプラーTORAIZ SP-16を発表した。 スタンドアローン型のハードウェアサンプラーとなるToraiz SP-16は、ステップ単位での打ち込みができるステップシーケンサー/モジュレーターや、7インチのフルカラー液晶タッチディスプレイ、そして⾼精度なベロシティ対応の16個のパフォーマンスパッドを搭載しており、プロデューサー/DJ/ライブパフォーマーの直感的な演奏や⾳楽制作を実現する。また、16個のトラック全てにリアルタイム動作するタイムストレッチエンジンやアンプエンベロープ、 エフェクトなどを装備し、ループ/ワンショット/SFX(効果音)などの⽤途に合わせどのトラック にアサインしても簡単かつ⾼音質にサンプル⾳源をシーケンサーに同期して鳴らすことができる、つまり⾳を止めずに音楽制作を⾏うことができるほか、本体内に8GBのフラッシュメモリを搭載しており、スタンドアローンマシンとしてライブラリを構築することも可能だ。 更に、今回はシンセサイザーの老舗メーカーDave Smith Instrumentsとのコラボレーションが実現。Dave Smith Prophet-6で採用されているアナログフィルター回路を搭載しており、「楽器のような豊かなサウンド表現」を演出するという。そして、MIDI対応機器とのクロック同期はもちろん、同社のCDJ-2000NXS2やXDJ-1000等のPRO DJ LINK対応のDJシステムとのBEAT SYNC機能により、DJがプレイする楽曲と本機との同期演奏を拍単位・小節単 位で実現する。TRAIZ SP-16のフルスペックは、Pioneer DJのオフィシャルサイトにてチェックしてみてほしい。 TORAIZ SP-16の動作の様子はこちらから。
    Pioneer DJは、TORAIZ SP-16を2016年8月上旬に発売予定。販売価格はオープン価格となっている。
RA