Kaoru InoueとCircus OsakaによるレギュラーパーティーClassicsが始動

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    Thu, Feb 18, 2016, 08:47
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    Tomoko Naoshima
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  • 2月末のイベントでは自身がオープン〜ラストでプレイ。
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  • Kaoru Inoueと大阪CircusによるパーティーClassicsが2月26日(金)に開催される。 1990年代初頭にDJとしてのキャリアをスタートしたKaoru Inoueは、本名のほかにChari Chariや、小島大介とのユニットAurora Acousticといった名義での活動を続けてきた。彼は2014年、12年振りにChari Chari名義をライブバンドとして復活させ、新木場ageHaでのRA主催のパーティーにてパフォーマンスを披露。昨年末には新プロジェクトC2-R2の7インチを発表している。またDJとしては、2015年に閉店した代官山Airにて、長年に渡りレギュラーパーティーGroundrhythmを続けてきた。Circusでは、昨年からClassicsというタイトルでパーティーを開催していたが、今回からエントランス¥1,000という挑戦的な試みで、改めてスタートすることとなる。来週末のイベントでは、自身がオープン〜ラストでプレイ。RAではパーティーの開催に先駆け、本人にメールでのショートインタビューを行なった。
    今回レギュラーパーティーとしてClassicsを始動、とのことですが、このパーティーコンセプトを教えて頂けますか?AirでのGroundrhythmとはまた違った感じになるのでしょうか? 昨年の2月からすでに3回開催しています(うち1回はオープン〜ラスト)。音楽的なコンセプトはタイトル「Classics」という通り、パーティーを通じてダンス・ミュージックの私的なクラシックスを探求・提示していこうというものです。クラシックスというと古いものを想起しますが、逆に21世紀以降の新し目の音から模索しているところが大きいです。ただ「クラシックス」という評価軸、審美眼は完全に伝統的なハウス・ミュージック文化が起源だと思ってます。タイトルはCircusスタッフが命名。 Groundrhythmとの違いは、キャパシティーの違いもあると思いますが一言で言うと音的によりDeepになってます。大阪Circus自体の構造が音にハマれる方向に特化していると思うので、映える音に特性があるのではないかと。あとCircusのスタッフとは長い付き合いになってきていて、一緒に積み上げていきましょう!という意気込みが強く、自分はDJなので音、DJプレイで応えられるところはまだまだ掘り下げていきたいですね。 イベントはどのくらいのペースで開催していく予定ですか? 年に3回程度を予定しています。 今回は薫さんがオープン~ラストでプレイですが、今後はゲストアクトもフィーチャーしていきますか? 昨年も当初はゲストアクト(外タレではなく大阪や関西エリアのDJ)をフィーチャーしていました。今後ももちろんあると思います。 Classics以外での今後の活動予定を教えて下さい。 Airが昨年でクローズしたのでレジデントが一旦無い状態ですが、昨年10月にオープンしたCircus Tokyoで新パーティーを始めます!1回目は4/23。都内で活動しているAquira、Kikiorixと3人でメインフロアはどっぷりいくのと、僕が最初にプレイするので早い時間から遊びに来てほしいです。あとこれから12inchレコードを順次リリースしていく予定のChari Chari(井上薫の活動当初のアーティスト名義)をライブ・バンドとして始動させます。
    以下のプレイヤーで、昨年10月に開催されたClassicsでのセットの一部が試聴可能。
RA