Published
Fri, Jan 15, 2016, 05:00
- Minilogueは1月下旬に発売予定。
Korgが、新作シンセサイザーMinilogueの詳細を発表した。
Minilogueは、新開発の4ボイスのアナログ・シンセサイザー回路（構成は2VCO、1VCF、2EG、1VCA、1LFO）、モーション・シーケンス機能付きの16ステップ・ポリフォニック・シーケンサー、そしてポリやユニゾン、モノなど8つのボイス・モードの中から4ボイスを自在に組み合わせて演奏できる機能などを搭載している。また、フル・プログラマブル仕様となっている本機は、最大200のプログラム（100のプリセット・プログラムと100のユーザー・プログラム）を保存することが可能だ。そして有機ELディスプレイにはオシロスコープ機能を搭載しており、パラメーターの変化をリアルタイムに目で追うことができる。更に、スタンダードなMIDI端子のほか、Korgのグルーヴ・マシンと手軽に接続できるシンク端子を装備。VolcaシリーズやElectribe、SQ-1などのマシンと接続し、シーケンサーを同期してセッションすることが可能となっている。
ここ数年、アナログシンセにおいてはVolcaシリーズのような低価格帯モデルや、クラシックシンセの再現モデルなどにフォーカスしていたKorgだが、ここに来て方向転換するようだ。
Korgは、Minilogueを2016年1月下旬に発売予定。市場予想価格は¥55,000前後となっている。