音楽コミュニティがLe Bataclanの犠牲者を追悼

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  • 音楽業界関係者数人を含む、被害者の身元が徐々に明らかに。
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  • 先週金曜日の夜、パリのヴェニューLe Bataclanで起きた惨劇の犠牲者の身元が徐々に明らかになってきた。その中には、音楽業界のプロフェッショナルの名前も見られる。 まずは、Mercury Records Franceの国際プロダクトマネージャーのThomas Ayad(34歳)、そして同社デジタルマーケティング担当のMarie Mosser(24歳)の2人が亡くなった。また、Eagles Of Death MetalのマーチャンダイズマネージャーNick Alexander(36歳)や、Les Inrockuptiblesの音楽ジャーナリストGuillaume B. Decherf(43歳)、そしてUniversal Music Franceのマーケティング担当Manu Perezらが犠牲者リストに含まれている。Le Bataclanでは11月13日(金)の夜、Eagles Of Death Metalのコンサートの最中に銃を持った男達が乱入し、80人以上が死亡した。同日夜、パリでは5つの現場で襲撃・爆破事件が同時的に発生し、犠牲者の数は129人に達した。 Universal MusicグループのボスLucian Graingeは、グループの全社員に次のようなメッセージを送っている。 「昨晩フランスで起きた惨劇を受け、大変心を痛めています。パリで犠牲になった方達、そしてご家族や愛する人を失った方達に、深い哀悼の意を表します。また、今回この無差別的な暴力の被害に合われた方たちの傷が癒えるよう、心よりお祈りします。」 一方でNMEは、Le Bataclanが11月16日、次のようなコメントを発表したと報じている。 「私たちの悲しみの大きさを表現する言葉が見つかりません。犠牲者の方達にお悔やみ申し上げると共に、負傷者、そしてその関係者の方達の心中お察し申し上げます。会場に残った荷物などを受け取りたい方も多くいらっしゃるかと思いますが、現場では今も当局の捜査が続いております。現場への立ち入りが可能となり次第、またお知らせします。皆さんのご協力に、深く感謝致します。」 Photo credit: Le Bataclan, taken by Christopher Furlong/Getty Images
RA