ヴァイナルの売上が四半世紀で最高益に

  • Share
  • 新作レコードの購入者の半数以上を25歳以下が占めていることが明らかに。
  • ヴァイナルの売上が四半世紀で最高益に image
  • アナログレコード人気が再燃を続ける中、アメリカレコード協会が、2015年上半期だけで900万枚以上のLPが売れたことを発表した。 2014年、アメリカ国内でのアルバムの販売数は1300万枚を超えた。今回発表された統計によると、2015年はそれを更に超えると見られ、その消費をリードしているのは若年層の男性であることが明らかとなった。アメリカレコード協会は、2015年のレコードの売上は1989年以来最高益になると予測している。ただし、音楽市場全体で見ればヴァイナルの売上はたった7%ほどであり、まだまだ小さなマーケットであることに変わりはない。 CNBCは、今回のニュースの報道にあたりニュージャージー州ボーデンタウンにあるプレス工場 Independent Record Pressingを訪れ、RAで紹介するレコードの多くの発売日が延期になっている原因でもある、この一連のトレンドについて迫った。工場長のSean RutkowskiはCNBCのインタビューを受けてこう答えている。「我々が週7日間、24時間この工場を稼働させたとしても尚、注文には追いつきません。」
RA