電気グルーヴの映画が12月に公開決定

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    Thu, Jul 16, 2015, 09:08
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    Resident Advisor
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  • 大根仁監督のドキュメンタリー作品『Denki Groove The Movie? ~石野卓球とピエール瀧~』には、砂原良徳、DJ Tasaka、山口一郎らも出演。
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  • 電気グルーヴのドキュメンタリー映画『Denki Groove The Movie? ~石野卓球とピエール瀧~』が、2015年12月に公開される事が決定した。 今作は、2014年で結成25年を迎えた石野卓球とピエール瀧によるユニット電気グルーヴにとって初のドキュメンタリー作品となる。監督は、『モテキ』や『恋の渦』などで知られ、電気グルーヴを「いちばんカッコ良い先輩たち」と評する大根仁が務める。彼らが映像作品の制作を進めていることは、今年2月にリリースされた同グループのシングル「Fallin' Down」の初回盤DVDに収録されていたシークレット映像で告知されていたが、7月13日に恵比寿LIQUIDROOMにて開催されたワンマンライブの終演後に流れた映像によって、ドキュメンタリー映画の公開決定が正式に発表された。 本編は、2014年のFuji Rock Festivalでのライブ映像を中心に、1989年8月、大阪・十三ファンダンゴでのユニット結成後初ライブの様子や、元メンバーである砂原良徳、CMJK、更にはDJ Tasakaやサカナクションの山口一郎、スチャダラパー、小山田圭吾といった関係の深いミュージシャン、その他業界関係者のインタビューなどを交えながら、電気グルーブの26年間の歴史を紐解く内容となっている。尚、大根監督は次のコメントを発表している。
    「いちばん面白くて、いちばん狂っていて、いちばんカッコ良い先輩たちは、同時にいちばん近づきたくない、すなわちいちばん仕事をしたくない存在でした。昨年春、この映画の企画をマネージャーに告げられたとき、それは赤紙招集のような、恐怖新聞が届いたような気持ちでした。いちばんカッコ良い先輩たちが、怖い批評家であることも知っているオレは、この仕事に確実に『地獄』を予感しました。今、出来上がった作品を見て思うことは…っていうか、まだ出来上がっていません!! 電気グルーヴのヒストリーを2時間やそこらでまとめることなんかできるわけないじゃないですか!! さらに最近会った卓球さんは『頼んだ覚えはない』、瀧さんには『まかせる。出来上がりを観て文句を言う』と…。誰かこの仕事代わって!!」
    『Denki Groove The Movie? ~石野卓球とピエール瀧~』は、2015年12月より全国の劇場で公開開始予定。
RA