Published
Wed, Jun 10, 2015, 07:11
- 各チャンネルに3バンドアイソレーター、5バンドのマスターEQを搭載したMODEL6700が登場。
Alpha Recording Systemが、新たなロータリーミキサーのスペックを発表した。
新製品MODEL6700は、4チャンネルのシンプルロータリーDJミキサー4100をベースに設計されたもの。ARSは、新製品について「基本的な機能のみを搭載した純粋な設計」であると説明している。しかし、MODEL6700はたくさんのオプション機能を搭載しているわけではないが、実は非常に機能的なミキサーだ。6つのチャンネルはそれぞれ3バンドアイソレーターを搭載しているほか、HI/MID/LOWの周波数が完全独立し、帯域別に+18dB~-∞(カット)まで幅広くコントロールすることが可能。また、各チャンネルにはセンド&リターンとエフェクトループ機能を搭載。更にアウトプットチャンネルには5バンドEQを搭載、ブースト/カット範囲は±12dBまでコントロール可能となっている。 ARSからは販売価格や発売時期に関して正式な発表がされていないが、Juno Plusによると、ロンドンのOval SpaceやMinistry Of Soundを含むヨーロッパのクラブやパーティーでは、既に本製品が使用されているとのことだ。
Alpha Recording Systemは、MODEL6700を近日発売予定。