ベルリンのStattbadが営業停止へ

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  • 匿名の苦情がきっかけとなり、自治体がウェディング地区の人気ヴェニューに一時閉店を命令。
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  • ベルリンのクラブStattbadが、当分の間閉店することとなった。 このトラブルは、先日同ヴェニューで開催を予定していた2つのパーティー(5月15日のGrounded Theory、16日のStattnach)が、直前になって会場を変更したことによって明らかとなった。いずれのイベントも、クロイツベルクの他の場所で無事に開催されたが、今後Stattbadが営業再開するかどうかは明らかとなっていない。オーガナイザー側は次のコメントを発表している。
    「プロジェクトそのものに対する匿名の苦情が発端となり、金曜午後、STATTBADはビルの管理会社から営業停止命令を受けました。我々は状況を把握する為、現在当局の担当部署と連絡を取っています。今回の措置は、イベントやギャラリー、カフェ、そしてアーティスト達と彼らのスタジオなど、インディペンデントで、自分達で資金を調達しているカルチャープロジェクトの数々に影響を及ぼします。今後開催予定のイベントに関しては、代わりとなる場所の候補がいくつかあり、現在交渉中です。確定次第、新しい情報をお知らせします。」
    また、自治体の通告によると、今回の強制閉店は、火災報知器やスプリンクラー、非常灯などの防火安全対策の不備が原因とのことだ。 Stattbadでは約10年間に渡り、ヴィジュアルアート関連のイベントが数多く行われていたが、ここ3年間はベルリンで最もホットなクラブの1つとして人気を博していた。Boiler Room Berlinのホームでもある同ヴェニューは、最近では毎週のように世界のトップハウス/テクノアーティストがプレイし、Grounded Theory、Odd Fantastic、Hessle Audio、Delsin等がイベントを開催していた。
RA