Published
Tue, Feb 10, 2015, 01:39
- Cabaret Recordingsのオーナーによるファーストアルバムが2月下旬にリリースへ。
Cabaret Recordingsが、So Inagawaのファーストアルバム『Integritithm』を2015年2月23日にリリースする。
東京を拠点に活動するSo Inagawaは、2005年にフランスのレーベルTelegraphよりデビューして以来、Minimood、Relaxineといった国内外のハウス/テクノレーベルから数多くの12インチを発表してきた。2013年にはDJ Masdaと共に、元々はクラブイベントであったCabaretをレーベルとして始動させ、第1弾、第2弾リリースとして発表したInagawa自身のEP(「Logo Queen」と「Sensibilia」)はいずれも世界的なヒットを記録。今や日本のミニマルシーンにおける最重要プロデューサーの1人となった。Inagawa本人によると、彼にとってファーストアルバムとなる今作は、「流行り廃りにとらわれない作品にしたかった」とのことで、その思いは6曲目のトラック名"I Will Do It The Same Way"にも現れている。また、アルバムタイトルの『Integritithm』はCabaret創設時のメンバーSackraiのアイディアによるもので、"integrity"(高潔な)と"rythm"(リズム)を掛け合わせた造語だという。マスタリングは、「Logo Queen」、「Sensibilia」から引き続き、ベルリン拠点のベテランエンジニアPoleことStefan Betkeが担当した。
尚、Cabaretのこれまでの作品同様、12インチにてリリースされる『Integritithm』だが、後日日本国内限定で、ミックス形式のCDを発売予定とのことだ。CDバージョンはアルバムの全6曲のほか、先のEPより"Logo Queen"、"Sensibilia"、更に未発表トラック2曲を収録。ミックスは今週のRA Podcastに登場したDJ Masdaが手がけている。CDのリリース日はまだ明らかとなっていない。
『Integritithm』のサンプルは以下のプレイヤーで試聴可能。
Tracklist
01. Elsewhere
02. Reminder
03. Aligned Square
04. Integritithm
05. That Look
06. I Will Do It The Same Way
『Integritithm』は、Cabaret Recordingsより2015年2月23日(海外は2月17日)の発売予定。