Roland社がAIRA専用PLUG-OUTシンセの第一弾を発表

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    Tue, Jul 1, 2014, 05:41
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  • 単体でもSYSTEM-1でも使用可能な、同社の名機SH-101をベースとしたソフトシンセが配信へ
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  • Roland社のSYSTEM-1専用Plug-Outシンセが7月にリリースされる。 2月にAIRAシリーズのの詳細が明らかになった際、キーボードのSYSTEM-1は「Plug-Out」シンセサイザーという表現で説明されていた。これは、このマシンは単体でも音が鳴らせる(Rolandの新技術Analog Circuit Behaviorで同社のヴィンテージ・シンセ100、100Mや700のサウンドを再現している)上、今後公開されるソフトシンセを搭載し、拡張することも可能であることを意味していた。 SYSTEM-1が6月25日に発売したばかりだが、同シンセ用のPLUG-OUTシンセ(AIRAシリーズの製品は基本的に大文字に統一しているようだ)の第一弾が7月25日に配信されることが発表された。今回のPLUG-OUTは、Roland社の名機、SH-101をデジタルでエミュレートしたシンセとなる。通常のプラグン同様に、DAWで立ち上げることが可能であり(パソコンが処理できるかぎり、重複させることも可能)、SYSTEM-1とは別で使用することもできるが、SYSTEM-1と同期させれば、ノブやフェーダー、鍵盤でSH-101をコントロールすることができるようになる。さらに、SYSTEM-1に直接ロードし持ち運ぶことも可能であり、それはつまりSYSTEM-1をまるごとSH-101に変換したことになるのだ。SYSTEM-1で行うすべての動作はオートメーション・データとして記録することができ、プリセットも保存可能。SH-101はSYSTEM-1購入者であれば無償でダウンロードすることが可能。ソフトウェア単体での販売は予定されていないとのこと。
    SH-101 PLUG-OUTはRolandより7月25日の配信。
RA