Published
Tue, Jan 28, 2014, 08:30
- iPadをモバイル音楽制作スタジオに変化させるアプリが登場
Korgが、新たなiPad専用アプリKorg Gadget for iPadを発表した。
Korg Gadgetは、多数のシンセサイザーとDAW機能でダンスミュージックを制作できるiPadアプリである。ガジェットと呼ばれる15個のモバイルシンセサイザー/ドラムマシン（セミモジュラータイプのモノフォニックシンセDublinや、うねりのあるサウンドを生み出すシンクロナイズドシンセBerlin、アシッドハウス直系のベースマシンChicago、400以上のサンプルを搭載したドラムモジュールLondonなど）をコレクションし、それらを自由自在に組み合わせてダンスミュージックを制作することができるという、iPadが言わばオールインワン音楽制作スタジオになるものだ。縦向きのインターフェースをメインに採用した本アプリでは、iPadの画面を縦に2分割することで、曲作りと音作りという、2つのコンテンツを同時にコントロールすることが可能。また、完成した曲を世界中のKorg Gadgetユーザーが集まる楽曲共有サービスGadgetCloudで公開することもできるという。更に、外部MIDIキーボードをCamera Connection Kit経由で繋ぐことによって、15個のモバイルシンセサイザーを本物のキーボードで演奏可能なほか、AudioCopyやWISTをはじめとるすiOS音楽シーンの様々なテクノロジーにも対応している。尚、現在KorgのSoundCloudページでは、15個のガジェットのサウンドプレビューやKorg Gadgetで制作したデモトラックが試聴可能となっている。スペックやその他の詳細は、先日リニューアルされたばかりの同社の
オフィシャルサイトからチェックしてみてほしい。
Korg Gadget for iPadは、現在iTunes Storeにてダウンロード販売中。定価は¥3,900だが、2月23日まではリリース記念の特別価格¥2,900にてセール実施中だ。