Published
Fri, Nov 22, 2013, 01:00
- 2015年より、一部の路線で金曜と土曜の深夜運行が決定。
ロンドン地下鉄（通称チューブ）の一部の路線で、2015年より週末の24時間運行を開始することが決定した。このことは、街のナイトライフに大きな影響をもたらすことが予想される。
Guardian誌が報じたところによると、ロンドン中心部のメインとなる路線の大部分が、金曜と土曜の深夜にノンストップで運行することが決定したという。2015年よりナイトバスならぬ“ナイトチューブ”サービスの対象となるのは、ピカデリー、ヴィクトリア、セントラル、ノーザン、そしてジュビリーラインの計5路線だ。ロンドン市長のBoris Johnsonは、この決定が「雇用の増加、そして夜間経済の活発化に繋がる」ほか、「ロンドンが、住む、働く、訪れる、そして投資するのに、地球上で最も適した街として、確固たる地位を築くこととなるだろう」とのコメントを寄せた。
また、オイスターカードとチケットサービスは来年より段階的に廃止し、将来的に改札内へは非接触型の銀行カードを使用して入場するようになることが同時に発表された。ロンドン地下鉄の取締役Mike Brownは、「我々のヴィジョンは、チューブのネットワークとサービスを、21世紀のロンドンの街、そしてお客様の需要に見合ったものにするためにあります。まずは各駅でのサービスの品質向上、週末の24時間運行、そしてより簡単かつ個別化された利用方法の提供を行っていきます。」と付け加えている。