Published
Thu, Nov 7, 2013, 08:24
- 電子楽器メーカーと電子工作ガジェットメーカーがコレボレーションし、新たな回路キットを開発。
株式会社Korgが、KorgとlittleBitsによるコラボレーション製品Synth Kitと、現行ラインナップのExplorationシリーズの国内販売をスタートすることを発表した。
Synth Kitは、ミュージシャンや新しいサウンドを求めるエンジニア、そして音楽とテクノロジーの関係を探求したい、音楽を趣味としている全ての人々に向けて開発された革新的な回路キットだ。本製品は、シンセサイザーの回路(シグナル・ジェネレーター、モディファイアー、モジュレーター、コントローラー)を、電子回路設計や音楽の知識を必要とせずに簡単に組み立てることができ、ライブやレコーディングなどにも活用できるキットだという。Synth Kitは12個のBitsモジュールのセットとなっており、各モジュールを小さな磁石で繋ぎ合わせてアナログ・モジュラー・シンセサイザーを組み立てることができる。モジュールの種類は、パワー(電源供給モジュール)、オシレーター(x2)、フィルター、エンベロープ、ディレイ、キーボード、マイクロ・シーケンサー、ミックス、スプリット、ランダム、シンセ・スピーカーがあり、その一部はKorgのアナログ・シンセサイザーで使用していた回路をベースに開発したものだという。
Synth Kitの発売と同時に、現行ラインナップであるExprlorationシリーズから、Bitsモジュール10個セットのBase Kit、14個セットのPremium Kit、18個セットのDeluxe Kitの日本国内での販売がスタートする。
Synth Kitは¥16,000、Base Kitは¥11,000、Premium Kitが¥16,000、Deluxe Kitは¥21,000にて、それぞれ12月中旬にKorgのオンラインショップにて発売予定。