Published
Mon, Jun 17, 2013, 04:03
- ドイツのシンセサイザーメーカーが、ウェーブテーブル・シンセシス搭載のiPadアプリをリリース
Waldorfが、当社初となるiPadシンセサイザーNaveを発表した。
ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorfは、メーカーの代名詞とも言えるウェーブテーブル・シンセシスで知られており、Naveもその伝統を引き継いでいる。しかし、iPadの大きなスクリーンとタッチコントロールによって、過去の製品のウェーブテーブルとは見た目も動作も少し違うものとなった。スピーチ・シンセサイザー内蔵の2つのウェーブテーブル・オシレーターによるサウンドメイキング、Überwave機能による様々なモジュレーションが可能となっている。また、Waldorfが誇るBlofeldなどのウェーブテーブルを収録しているほか、外部よりオーディオファイルをインポートしてオリジナルのウェーブテーブルを作成することも可能。タッチスクリーンで3D表示されるエディットページも注目ポイントのひとつだ。フィルターやドライブ、エフェクトにより多様なサウンドシェイピングが実現され、更に4トラックのレコーダーを搭載している為、本アプリのみで作曲をすることができる。また、AudiobusとMIDIに対応しており、組み合わせによってiPadのみ、もしくは更に大きなセットアップで楽しむことができる。尚、現在下記のデモビデオが公開されている。
WaldorfのNaveは、現在App Storeにて先行価格の$11.99で発売中。