ヤン富田によるパフォーミング・アーツが今週末開催

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    Thu, May 2, 2013, 07:07
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    Resident Advisor
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  • 『実存と構造と生命体』と題したパフォーマンスで、音の理由を解放する。
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  • 日本の電子音楽界のパイオニアであるヤン富田によるパフォーミング・アーツ『実存と構造と生命体』が、今週末開催される。 電子音楽家、スティールパン奏者、80年代に活動していたユニットWater Melon Groupのメンバー等として知られる稀代のマエストロ、ヤン富田。近年は日本科学未来館、GALLERY360°、恵比寿LIQUIDROOMなどで精力的に公演を行っている他、彼が主宰する音楽研究機関オーディオ・サイエンス・ラボラトリー(A.S.L)では、コンサート形式の発表会であるパフォーミング・アーツを開催している。今回はゴールデンウィーク終盤の5月5日(日)に浅草アサヒ・アートスクエアにて、昼の部と夜の部の一日2公演の開催となっており、「実存を音、構造を音楽として位置づけると、音には発する音そのものの理由が生ずる。その音の理由を解放するパフォーマンス」を行うという。 ライヴを見るというよりは”体験する”という言葉がピッタリくるヤン富田のパフォーマンス。彼が生み出す音楽空間を体験できる、またとない機会となるだろう。
RA