Published
Wed, Jan 30, 2013, 08:36
- AtlanticやSonyの代表や、業界の重要人物が在籍する国際電子音楽産業組合、AFEMが発足
フランスのカンヌで開催された、国際音楽産業見本市MIDEMにて、Association For Electronic Music（AFEM）の発足が発表された。
MusicWeekの記事によると、この国際産業ロビー団体は、世界中のダンスミュージックの利益を保護することを目的に設立された。ダンスミュージックは、今や毎年40億ドルもの収益を生む産業だと言われている。ディスコ界のレジェンド、Nile Rodgersが大使に任命され、Richie HawtinのマネージャーでもあるBen Turner、そしてベテラン業界弁護士Kurosh Nasseriがコーディネイターに就任した。
この非営利団体の役員にはSony、Atlanticやその他レコード会社の代表や、BeatportのCEO、AM OnlyやWilliam Morrisといった事務所の代表や放送、宣伝業界の人物が多数在籍している。まずはアメリカとUKの2か所にオフィスを設置する予定だ。現在のエレクトロニックミュージックシーンは、このようなアーティストや利益を“保護”する団体を必要としていると、会見にて代表は主張をした。エレクトロニックミュージックに関わっている人物であれば、誰でもAFEMの会員になれるとの事。