Seth Troxlerを引連れRA Horizonsが南アフリカに上陸

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    Wed, Nov 7, 2012, 08:30
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    Resident Advisor
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  • ワールドワイドなRAのイベントシリーズの次の開催地は、ヨハネスブルグとケープタウン
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  • RA Horizonsの次の2つのイベントは、12月に南アフリカで行われる。 去年、10周年を迎えたRAはイベントシリーズXを開催し、世界中のエレクトロニックミュージック界の主要都市(ロンドン、ベルリン、ニューヨーク、東京など)の人気クラブで、10個のイベントを開催した。しかし今年RAが繰り広げているRA Horizonsは違った目標を掲げている。今年のワールドワイドイベントシリーズは、世界中で愛されているトップアーティスト達と、あえてシーンの主流ではないクラブやプロモーター達をコネクトし、ローカルシーンでアンダーグラウンドを支えている人達に敬意を表することが目的の企画なのだ。 今のところ中国にLevon Vincentを、北米の北西部にMartynを、スコットランドにJulio Bashmoreを、ノルウェーにDyed Soundoromを連れて行き、さらに、その土地の多くの才能あるローカルアクトにスポットライトを当ててきた。12月に行われる南アフリカの2公演には、2011年のNo.2 DJに選ばれ、ハウスミュージック界随一の個性の持ち主であろうSeth Troxlerが登場。彼に関しては何から説明すればいいか解らないが、この20代のミシガン州出身の若者はここ数年で、彼のレーベルやDJクルー(Visionquest)での活動、そしてFabricやDC-10など一流のクラブを廻る世界中の数多のDJギグを通し、クラブカルチャーのアイコンと化している。 南アフリカでの最初のイベントは、12月15日のヨハネスブルグでの開催だ。90年代からレイヴが盛んであったこの都市は、世界の中でも有数のハウスミュージックの土壌である(が、あまり知られていない)。現地のプロモーターThe Warm Upとタッグを組み、Citilec Buildingの屋上でサンセットセッションを主宰する。現段階でTroxlerとの共演が決まっているのは、Innervisionsと契約をしたローカルヒーローCuloe De Songと、Warm Upの創立者Jack Gorton (別名PhatJack)だ。 次の夜、Horizonsはケープタウンへと移動。工場の跡地をクラブに変え、現在ではケープタウンのナイトライフの主要スポットとなっているThe Assemblyにてパーティーを開く。メインルームはTroxlerや、ローカルテクノアクトのKiller Robotを始め、その他ローカルで活躍するアーティストが登場。クラブの西側にある200人キャパの部屋、Annexはサンデーパーティー・クルーCold Turkeyが担当。サウンドシステムはRed Bull Music Academyの専門家達が、去年の様に設置する予定だ。 両公演のチケットは11月14日水曜日、南アフリカ時間の午前9時から販売開始する。
RA