Published
Mon, Nov 5, 2012, 04:00
- Sven Väthのナイトクラブが今月いっぱいで終焉を迎える可能性が高いと関係者が発表
フランクフルトのCocoon Clubが、経済的な理由により閉店に追いやられる可能性が高いと発表した。
ドイツの人気クラブCocoon Clubは今年の9月に破産の申請を行ったが、その時点で閉店の危機に直面していた。「破産申請は、会社を守るためであり、倒産を目的に行った行為ではありません」と、スポークスマンはその頃発表し、「スタッフ全員でクラブの存命に向け努力し続けます」と、語った。
ところが残念なことに、どうやらクラブの存命は難しそうだ。Der Spiegelによると、
破産管財人のFrank Mößleが今月いっぱいでCocoon Clubは店を畳むことになるだろうと発言したらしい。「Cocoon Clubの規模や造りを考えると、長期に渡り成長の見込める運営は、現状ではもはや実現不可能だと言える」と、彼は言った。既に土地の賃貸借契約は破棄となっている。
現在このクラブを救う唯一の方法は、強力な投資者に投資してもらう事のみだが、そんな存在が現れる可能性は低いだろう。クラブには現在トータルで81人の従業員がいる。なお、以前にも発表されたとおり、Sven VäthのレーベルCocoonはクラブの運営には関わっておらず、この件にはまったく関係が無い。