Published
Wed, Sep 19, 2012, 12:53
- フランクフルトの有名ナイトクラブが破産へ。
フランクフルトのクラブCocoon Clubを経営するCocoon Club GMBHが、先日破産申請を行ったことを発表した。
同社はwww.cocoon.net上にて、破産申請の詳細を述べる一方、Sven Väthをはじめ、Cocoonに関連したその他の事業と本件が関係ないことを発表している。
「Cocoon Music Event GmbHとCocoon Artist Booking UGは、ブランド'Cocoon'のライセンスを有したそれぞれ独立した会社です。Sven Väth氏は、アイディアの提供者であり、クラブのコンセプトに沿った音楽のキューレションを務める我々のパートナーであって、日々の事業に関わっていたわけではありません。」今の時点では、Cocoon Clubが今後一体どうなるかという詳細は発表されていないが、現在開催予定のイベントに変更はないという。「破産申請は、会社を守るためであり、倒産を目的に行った行為ではありません。」とCoconのスポークスマンは語っている。
2004年にオープンしたCocoon Clubは、Svenのガイドの下、国内外のハウス、テクノ・アーティストのブッキングをはじめCocoon（繭）をテーマにしたデコレーションが話題となり、ドイツ国内で最もアイコニックなクラブの1つにまで成長した。しかし最近では系列レストランであるSilkとMicroが今年の5月に閉店するなど、同クラブの債務超過はここ最近噂されていた。
先日発表された声明の最後には以下のようなことが書かれていた。「我々はこれから起こり得る従業員に対する解雇に深い後悔の念を持つと同時に、Cocoon Clubがフランクフルトのナイトライフのために存命することを願っています。」