Nathan Fakeが『Steam Days』を発表

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    Wed, Jul 11, 2012, 15:05
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    Resident Advisor
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  • UKプロデューサーの手がける3rdアルバムがBorder Communityより8月に登場。
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  • Nathan Fake による最新アルバム『Steam Days』が8月27日にリリースされる。 3枚目のアルバム・リリースとなる本作は、2010年に発表した2ndアルバム『Hard Islands』同様、James Holden主宰のBorder Communityよりリリースされる。ノーフォーク出身、現在はロンドンを拠点に活躍するこのプロデューサーは、2003年にJames Holdenの当時人気を博したミックス・アルバム『Balance』にて、Nathanが発表したEP「Outhouse」がプレイされたことをきっかけにブレイク。それ以後Border CommunityとTraum Schallplattenを通して、シンセ音を基調としたメロディックなハウス・サウンドから、プログレッシブ、IDM、ミニマル、そしてテック・ハウス系の作品までを発表している。 今回発表された『Steam Days』は、彼の故郷であるノーフォークのネクトン村からインスパイアされた作品で、ここ2年間Nathanの頭の中にあった全てのものが表現されているという。プレス・リリースには本アルバムについて以下のように説明している。「このアルバムは切なくノスタルジックな要素を持った作品だ。"Neketona"では彼のホームタウンを、"Iceni Strings"では古代ケルト民族について、そして"World of Spectrum"ではZX Spectrumを使ってプレイした事など、昔を懐かしんで制作されたトラックが、合計11曲収録されている。」また様々なアナログ録音技術を駆使し、ワンテイクでレコーディングを行なったという。本作は、クラブ・サウンドよりな『Hard Islands』と、ドリーミーな印象のデビュー・アルバム『Drowning In A Sea Of Love』の丁度中間といったところだろう。今年6月にリリースされた"Iceni Strings"を除く収録曲全てが未発表音源となっている。 Tracklist 01. Paean 02. Cascade Airways 03. Iceni Strings 04. Old Light 05. Harnser 06. World of Spectrum 07. Rue 08. Sadvember 09. Nekatona 10. Glow Hole 11. Warble Epics Nathan Fake『Steam Days』は、Border Communityより8月27日に発売予定。
RA