Published
Fri, Sep 30, 2011, 11:29
- 新しいポータブル・コントローラーには、4チャンネルミックスとAtomix Productions社のDJソフトウェアVirtual DJ Limited Editionがフィーチャー。
Pioneerが、新たなるDJコントローラー DDJ-ERGO-Vの詳細を発表した。
「ergonomic -人間工学」という英単語から命名したという本機Egroは、初めてDJ機器に触れる人からホームDJまで、多くのユーザーにDJプレイを楽しんで貰う事を目的とした、エンターテイメント性の強い機能的なポータブルDJコントローラーだ。小さなスペースでもDJプレイができる「LAPTOP DOCK」構造となっており、また下記のイントロダクション・ビデオを見てもお分かりの通り、Pulse Controlという機能が搭載されている。ミックスする楽曲のビートのズレを光の強弱で表示したり、チャンネルフェーダー内のLEDがビートの強さに合わせて光ったり、操作したエフェクトによってJOG上の光がさまざまに動く等、音の変化だけでなく光の動きでもDJプレイを演出してくれる。DDJ-ERGO-Vは元々Atomix Production社のVirtual DJ Limited Editionを使用するために作られたものだが、MIDIに対応している為Traktorを含むさまざまなDJソフトウェアもコントロールが可能になっている。
4チャンネルミックス、フィルター、ループやエフェクト、サンプラーなどベーシックな機能がインターフェイス上にある他、115mm の大型JOGを搭載することで高い操作性を実現している。ビデオでも分かるとおり、DDJ-ERGO-Vは同社のDDJ-T1やDDJ-S1コントローラーと同様のラップトップデッキを展開している。その他の特徴として、PC経由で給電するUSBバスパワーの対応や、オーディオインターフェイス内蔵などがある。
DDJ-ERGO-Vの発売時期は11月初旬で、日本ではオープン価格（6万円前後）となる。