Pioneer DJがSerato DJ Pro対応DJコントローラーDDJ-SX3を発売

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    Fri, Jun 1, 2018, 03:09
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    Resident Advisor
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  • スムースで多彩なパフォーマンスを支える新機能を多数搭載。
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  • パソコン内の楽曲を使ってDJパフォーマンスをするためのDJコントローラー市場は依然拡大中。同製品は2014年9月に発売され好評のDDJ-SX2の後継機種にあたり、SERATO DJ PROの機能を最大限に引き出し直感的なDJプレイを可能にする、同社のプロフェッショナル向けDJ機器インターフェイスデザインの設計思想を採用。プロ用らしく、ボディにも高級感があり、天面のプレーヤー部にはブラックヘアラインアルミ、ミキサー部にはガンメタリックパネルを採用したことで、プレーヤー部とミキサー部の違いが視覚的にもわかりやすくなっている。 DDJ-SX3では、新たな機能のひとつとして、スムースなDJ交代や複数人でのDJプレイを可能にするDUAL USB PORTを搭載。2系統のUSB端子で本体にパソコンを同時に2台接続することができ、2台から楽曲を同時に再生できるので、音を途切れさせることなくDJプレイを続けることが可能になった。DJ交代はもちろん、B2Bなど複数人でのDJプレイ時、またメインのパソコンにトラブルがあった際のバックアップ用パソコンの接続にも利用することができる。 本製品には、Serato DJ Pro Expansion Packの「Pitch ‘n Time DJ」が同梱されており、楽曲のキーを半音単位で変更するKEY SHIFT、ミックスしたい楽曲にあわせてキーを自動補正するKEY SYNC、さらに、HOT CUEの再生ポイントからの発生音を瞬時に音程を変えてパッドに割り当て、自在に演奏することが可能なPITCH PLAY機能が搭載されている。これにより、キーを変更する楽曲のアレンジや楽曲同士のキーを合わせたスムースなミックス、キーを操作した楽曲アレンジによるパフォーマンスが可能になる。 前モデルで好評をよんだマイク入力関連もさらに強化された。前モデルから継承された本体リア部搭載の2系統のマイク入力に加え、4チャンネルのDJミキサーと、フロント部に専用マイク入力1チャンネルとボリューム調整ノブを搭載。4チャンネルを使ったDJプレイをしながら専用マイク入力を使用したパフォーマンスをすることができる。背部の2系統のマイク入力と、フロント部の専用マイク入力を使った場合は、DJプレイを止めることなく、同時に最大3人がマイクを使ってパフォーマンスが可能。もちろん各チャンネルにエフェクトをかけることができる。 外部入力端子が4系統搭載されているため、パソコン以外にも、各種マルチプレーヤーやターンテーブル、DJコントローラーなどの外部入力機器を使ったパフォーマンスにも利用することが可能。ミキサー部はスタンドアローンのDJミキサーとしても利用することができる。さまざまなタイプのパフォーマーが登場するパーティーで特に効果を発揮できそうな新製品だ。 DDJ-SX3のプロモーションビデオは以下から試聴可能。
    Pioneer DJは、DDJ-SX3を2018年6月上旬発売予定。
RA