Moogfestに新たなMoog製シンセサイザーSubharmoniconが登場

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    Mon, Apr 23, 2018, 05:32
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  • Moogfestのエンジニアパス購入者のみが買える限定販売品。
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  • アメリカの電子楽器メーカーMoogが、シンセサイザー新製品Subharmoniconの詳細を発表した。 同製品は、Moogfestの会場で行われるシンセサイザー製作ワークショップへの参加費が含まれた、1500米ドル(約16万円)のエンジニアパスチケット購入者のみ買うことができる限定販売品となっている。Subharmoniconは、TrautoniumやRythmicon、数学に基づく作曲理論で作られたJoseph SchillingerのSchillinger Systemなど、初期の電子楽器にインスパイアを受けて製作された製品で、レゾナントVCF、2つのエンベロープ、ビルトインのシーケンサーとVCAを搭載したデュアルオシレーター・セミモジュラーのアナログ設計となっており、Moogでは同製品を「上昇音が全て下降音に変わるまで自ら分割し続ける、倍音の万華鏡」と説明している。開発中のフェイスプレートのデザインでは、ほかに4つのサブオシレーターとロジック機能があることが確認できる。 Subharmoniconのフルリリースについては現状発表されていない。昨年のMoogfestで発表されたドラムシンセDFAMは、今年初めに一般発売開始となった。
RA