2019年のGlastonbury Festivalはペットボトル禁止に

  • Published
    Tue, Feb 20, 2018, 08:20
  • Words
  • Share
  • 毎年およそ100万本が会場に捨てられているとの試算。
  • 2019年のGlastonbury Festivalはペットボトル禁止に image
  • イギリスのフェスティバルGlastonbury Festivalが、2019年の開催からペットボトルの使用禁止を計画している事を発表した。 同フェスティバルの共同オーガナイザーであるEmily EavisはBBC Radio 6に出演し、このアイデアを2019年の開催に向けての「一大計画」であると発表した(2018年は休みの年)。計画はまだ最初の段階であり、広報担当であるEmilyはBBCに対して、この先行発表は「まだ骨組みだけの計画で、具体的に肉付けしていくにはまだ早い」と話している。 同フェスティバルが、毎年の開催ごとにおよそ100万本と試算されている会場のペットボトルの削減に乗り出したのは、今回が初めてではない。2014年には無料で水の詰め替えができるリフィルステーションが設置され、2016年にはゴミや無駄を減らすために「Love the farm, leave no trace(農場に愛を、跡は残さずに)」というポリシーが参加者に対して徹底周知された。 昨年のフェスティバル開催後の片付けに際して、同フェスティバルがゼロアワー(労働時間の制限がない)契約で何百人ものヨーロッパ人を雇い、労働搾取したと非難の声が上がったが、その後、オーガナイザー側はその訴えを否定している。 RAでは、Glastonbury 2017での5つの主要パフォーマンスのレビューを掲載している。 Photo credit: Matt Cardy
RA