Published
Fri, Dec 22, 2017, 03:55
- Health Assuredとのパートナーシップによる新プロジェクトがスタート。
エレクトロニックミュージック業界におけるセクシャルハラスメントへの対策として、新たなホットラインが開設された。
世界中のダンスミュージックの利益を保護することを目的、2013年に設立された非営利団体Association For Electronic Music。2016年には著作権利者へのロイヤルティを公平に分配するGet Played Get Paid Campaignにも関わった同団体が、UKのEAP（従業員支援プログラム）&メンタルヘルスケアサービスを提供するHealth Assuredとのパートナーシップによって、新たなサービスをローンチする。 Complete Music Updateのリポートによると、「新サービスでは専用の回線に電話をかけた人に対し、アドバイスとガイダンスを提供していく」という。
このホットラインは、エンターテインメント業界全体を大きく揺らしたHarvey Weinsteinのスキャンダルを受けて立ち上げられた。今年は更に、Björkが“デンマーク人の映画監督”からのセクハラ被害を告発したほか、スウェーデンでは音楽業界で活動する2,000人以上の女性が、インターネット上でセクハラ体験を告白する#MeTooキャンペーンに参加した。こうした訴えを受け、業界における多くの男性リーダーたちが辞任、あるいは謝罪している。