Published
Mon, Nov 13, 2017, 03:37
- 「今回の決定はロンドンのナイトタイム・エコノミー
繁栄の力になる」と、Sadiq Khan市長がツイート。
ロンドン警視庁が、グライムのイベントを不当にターゲットにしているとして非難されていたリスクアセスメント、Form 696の廃止を決定した。
論争の的となっていたForm 696に関しては、今年9月に再審理の場が持たれ、先週末の11月10日に廃止決定が発表された。「我々はForm 696を廃止し、今後はロンドン市内のヴェニューやプロモーターの為の新たな自発的パートナーシップの道を探っていくことを決めました」と、Roy Smith警視はコメント。「今後は、市民の安全を保証する為のローカルレベルでの情報共有やリスク特定に、すばらしい機会が生まれていくでしょう。」
この再審理を最初に指示したSadiq Khanロンドン市長は、Form 696は「特定のコミュニティや音楽ジャンルを不当に脅かしていた」と語る。「今回の決定は、ロンドンのナイトタイム・エコノミー繁栄や、この街があらゆる音楽ジャンルのアーティストやDJを歓迎し、ロンドナーがライブミュージックを安全に楽しめる場所であるということを保証するのに力になるでしょう。」
一方、ナイト・ツァーのAmy LaméはTwitter上で、今回の決定を支持する意思を表明。彼女は再審理会議主催者の、3人のうちの1人だった。「@nightczar として #form696 の廃止に重要な役割を果たせたことをとても誇りに思います。 #LondonIsOpen 」
Promotion Event Risk Assessment Form 696は、ロンドン市内のクラブやヴェニューで発生した複数の銃撃事件を受け、2005年に制定された。
Resident Advisorによるドキュメンタリー映像、Real Scenes: Londonは以下でチェック。