Native InstrumentsがMaschine Mk3を発表

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    Fri, Sep 8, 2017, 07:48
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  • スマートキーボードコントローラーKomplete Kontrol Mk2 S49 / S61も登場。
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  • Native Instrumentsが、Maschineの最新モデルを発表した。 サンプラー、アレンジャー、ミキサー、FX、内蔵オーディオインターフェイスを装備したハードウェア/ソフトウェアの統合システムであるMaschineは、楽曲制作とパフォーマンスに広く使用されているツールだ。最新のMaschineには、プログレードの96kHz / 24-bitオーディオインターフェイスが搭載されたほか、4分の1インチのTRSライン出力/入力をそれぞれ2基追加しており、オーディオの録音とルートをデバイスから直接行えるようになった。同梱のソフトウェアMaschine 2には、サンプル、スライスループ、ドラムキット、インストゥルメント、パターン、プロジェクトを収録した8GBのライブラリと、Massive、Monark、Reaktor Prism、Drumlabといった25GBのインストゥルメントとエフェクトが付属。更に、ディレイ、コンプレッサー、EQなどの24のエフェクトがハードウェアから直接ロード可能だ。 また、2基のフルカラーディスプレイと4方向プッシュ式エンコーダーで、サムネイル表示されたサウンド、FX、プラグイン、インストゥルメントをブラウズし、ハードウェアから直接ロードするなど、直感的で視覚的なワークフローが採用。高解像度のスクリーンで、緻密なミキシングや、全体のアレンジを確認し、波形を拡大してサンプルをスライスすることも可能正確なサンプルスライスなどの総合的なコントロールが可能だ。また、16種類の固定ベロシティレベルで操作可能な16個のドラムパッドはステップシーケンサーとしても機能するほか、ノートリピート、スイング調整、パッドリンクなども搭載。MaschineはSP1200やMPC 60のようなクラシックサンプラーの質感を加えることができるほか、電源はUSB 2.0あるいは付属の付属ACアダプターを使用する。パッケージ価格は、¥72,800となっている。 またNative Instrumentsは今回、キーボードコントローラーKomplete KontrolSシリーズもアップデート。17個の新たなボタンと2基の高解像度カラースクリーンが追加されたほか、DAW連携の強化によってハードウェアから直接サウンドの検索やプレビュー、コントロール、ミックス、プロジェクトのエディットが簡単に行える。Light GuideとFatar社製のキーボードは従来のモデルから継承。人間工学に基づいたピッチとモジュレーションホイールとタッチストリップを新たに搭載している。新バージョンは49鍵または61鍵の2モデルで登場、販売価格はそれぞれ¥69,800、¥79,800となっている。
    新製品に関する詳細は以下のデモ動画でチェック。
    Native Instrumentsは、Maschine Mk3とKomplete Kontrol Mk2 S49 / S61を2017年10月5日に発売予定。
RA