Published
Wed, Aug 9, 2017, 04:29
- コンパクトなボディに凝縮したドラム・マシンの名機とモノ・シンセが、9月上旬にリリース予定。
Rolandが、Boutiqueシリーズの最新製品としてTR-08とSH-01Aの2モデルを発表した。
SH-01AとTR-08は、モノ・シンセのSH-101とリズム・マシンのTR-808を、コンパクトなサイズかつデジタルバージョンにリメイクしたもの。両製品ともにRoland独自技術のACB(Analogue Circuit Behavior)テクノロジーを採用することによって、オリジナル機の音の特徴や回路の振る舞いまで忠実に再現している。TR-08は緻密なロールを実現するための16サブステップのほか、自由なサウンドメイキングを実現するコンプ/ゲイン/チューン・パラメーターを搭載。USB接続時は10系統のパラアウトが可能なほか、外部機器をコントロールするための専用トリガー出力端子を装備。ユーザー・インターフェースはオリジナルを継承しており、コンパクトなボディにも関わらず、ノブはBoutiqueシリーズの初期モデルからアップグレードされている。
一方のSH-01Aは、ACBテクノロジーにより再現されたアナログ回路を4倍に拡張し、同時発音数が4音となった。オリジナルSH-101相当のMONOモードのほか、UNISON、CHORD、POLYモードを追加。また、64のシーケンス・パターンを保存することができる。MIDI IN、USB MIDI、LFOクロック、トリガー入力など多彩な同期機能を搭載するほか、CV/GATE出力を備え、ビンテージ・シンセサイザーとの高い親和性を実現。LFOセクションでは新波形を搭載、RATEのレンジを広げて多彩な音作りが可能になり、アルペジエーターは3つの再生モードを搭載している。そして、オリジナル同様グレー、レッド、ブルーの3色で展開される。
Mathew Jonsonが最新製品の機能を紹介する動画を以下でチェック。
Rolandは、SH-01AとTR-08を2017年9月上旬より順次発売予定。