チューリッヒが“テクノカルチャー”をユネスコ無形文化遺産に認定

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    Thu, Jul 6, 2017, 07:05
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  • スイス最大の都市におけるダンスミュージックの重要性が認められた。
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  • スイス・チューリッヒが、“テクノカルチャー”を街のユネスコ無形文化遺産の1つに認定した。 「Street Paradeや、非常に特徴的なクラブシーンに伴うチューリッヒにおけるテクノカルチャーの発展は、チューリッヒの街に、若く、オープンで、ヘドニスティックで、国際的な評価を与えました」と、バーゼル大学で社会学の教授を務め、ユネスコ選考委員会のメンバーであるWalter Leimgruberは、Limmattaler Zeitungのインタビューに答えた。 今回の決定によって、チューリッヒにとってのダンスミュージックの重要さが認められたことにはなるが、法改正や財政的支援、減税などの影響は現時点ではない。(ベルリンでは、ドイツの裁判所がBerghainを劇場は博物館と同等の文化的価値がある場所だと認めたことにより、同ヴェニューに大幅な減税措置が施された。) 今回スイス国内では35の無形文化遺産が新たに登録され、そのほとんどが都市の伝統にフォーカスしたものとなっている。
RA