Novationが、最新製品として8ボイスデスクトップシンセのPeakと、アナログシンセCircuit Mono Stationを発表する。
まず、過去にBass StationやSupernova、OSCarといったシンセを手がけてきたイギリス人エンジニアChris Huggettが開発に携わったPeakは、同社の完全アナログシンセBass Station IIを継承したアナログ/デジタルのハイブリッドシンセサイザー。8ボイス仕様の本機は、アナログギアのような音色と機能に調整されたオシレーターのほか、17のデジタルウェーブテーブルを搭載。デジタルオシレーターにも関わらず、マルチモードアナログフィルターと3つのディストーションポイントによって、アナログシグナルチェーンを実現した。
そして、Circuit Mono StationもまたBass Station IIをベースとしている。ビルトインシーケンサーを搭載したパラフォニックアナログシンセの本機では、同社のCircuitの機能に、それぞれ独立してシーケンス可能な2基のオシレーターが追加された。更に、サブオシレーターとリングモジュレーター、ノイズジェネレーター、4つのウェーブシェイプを装備している。
Novationは、Peakを5月、Circuit Mono Stationを7月に発売予定。販売価格はそれぞれ、$1299、$499となっている。