パリのConcreteが24時間ライセンスを取得

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  • セーヌ川沿いのヴェニューの24時間営業を自治体が承認。
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  • パリのクラブConcreteが、24時間営業ライセンスを取得した。 今回の営業時間変更により、Concreteは土曜の午後10時から月曜の午前2時までの28時間に及ぶ新パーティー、Samedimancheをスタートさせる。これまでConcreteは、金曜と土曜の夜のパーティーは午前7時に終了する必要があった。 同ヴェニューのブッカーBrice CoudertはRAの問い合わせに対し、ライセンスの取得手続きはConcreteの運営会社SurpriseのCEOであるAurelien Duboisが主導となって行い、「大変な労力を要した」と答えた。「まずは我々が信頼性のあるプロモーターであると信じてもらうのに数年間かかった、何もかも規定通りにやってきた」と、彼はコメント。「そこから更に数年間、ベルリンやアムステルダムなどの他のヨーロッパの大都市を例にとって、パリの午前7時というリミットは大きな欠点だと説明し続けた。」 「この(新しい)ライセンスは、我々のカルチャーがパリでも認められ、そして理解されてきたという証拠だ」と、Coudertは続ける。「フランスの法律では通常、午前7時に閉店しなければならないから、我々はどのイベントでも午前6時45分に音楽を止めて、15分後には全員を店の外に出さなければならなかった。最高潮になっているヴァイブをカットするなんて本当に悔しかった。でも今は、最後のアーティストが望めばもっと長くプレイしてもらえたり、午前7時に他のアーティストにもう一度ブースに立ってもらうことだってできる。それかアフターアワーズにサプライズゲストを呼ぶのもいいね。今はなんだって可能になったよ。」 Concreteは今回同時に、3月と4月のプログラムを発表した。ゲスト陣にはDJ HarveyPender Street SteppersDJ NobuDorisburgProsumerBen UFOJane FitzLeon Vynehallなどが名を連ねている。Coudertによると、新パーティーSamedimancheは「スペシャルで見逃し厳禁」なイベントになり、月に1回か2回の開催を予定しているとのことだ。 2016年、RAはIn Residenceシリーズの一環で、パリの最重要ヴェニューの1つであるConcreteを舞台に、1ヶ月に渡りパーティーを開催した。Concreteの歴史、サウンドシステム、そしてスタッフに関する詳細は、こちらの特集記事をチェック。






RA