LANDRがStemsフォーマットに対応

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  • 自動マスタリングサービスがNative Instrumentsと提携。
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  • LANDRがNative Instrumentsと提携し、オーディオフォーマットStemsのマスタリングを開始した。 Native Instrumentsによって開発されたフォーマットStemsは、曲の音響素材をそれぞれ独立して編集することが可能なファイル。ベース、ドラム、メロディー、ヴォーカルといった4つのパートに分けられ、DJやライブ演奏などでコントロールすることができる。自動オーディオマスタリングサービスLANDRは2017年1月30日、このStemsフォーマットのマスタリングを開始。「Stemsファイルをマスタリングする時、LANDRはそれぞれ異なるステムを単独で使うことができるようマスタリングします。同時にマルチトラックマスタリングも行い、またそのコンビネーションも完璧になるようマスタリングされます。そしてユーザーはそれを配信できますので、実際のStemsファイルは使用と配布の両方が可能となります」とLANDRのCEOであるPascal Pilonは言及している。Stemsマスタリングは1回のマスタリングごとに9.99ドルで利用可能だ。 尚、この提携開始に伴い、Richie Hawtinの2015年アルバム『From My Mind to Yours』のLANDRマスタリングStemsバージョンがリリースされ、DJに曲を自由にミックス・リミックスすることを可能としている。またTigaのニューシングル「Eye Luv U」と2013年発表の”Let’s Go Dancing”の同バージョンが、今後リリースされるという。
RA