Published
Thu, Jan 26, 2017, 04:13
- そのシュールレアリストなホラーストーリーは、史上最もグロテスクで不快な長編映画の1つだという声も。
今週、米ユタ州にて開催されたサンダンス映画祭の中で、Flying Lotusの長編映画『Kuso』の上映中に多くの観客が途中退席したと報じられた。
Flying Lotusの監督デビュー作となった今作の一部は、昨年8月にロサンゼルスで開催されたSundanceのオフシュートイベント、NEXT FESTにてプレミア公開されており、当時会場側は、上映前にエチケット袋を配布していた。そして今週、Sundanceで全編が公開されたが、多くのメディアでは、作品の暴力的でグロテスクな描写に耐えきれず、観客が劇場から退席したと報じている。
好評価をしているThe Vergeでも、「大量の血」や「吐き気を催すようなおふざけ」のシーンについて説明しながら、今作を「史上最もグロテスクな映画」と称した。VergeのレビュアーであるChrist Planteは、こう綴っている。「女が歯がボロボロになるまでコンクリートを噛み続け、エイリアンが他の女の子宮から胎児を無理矢理引っ張りだし(サウンドトラックはMortal Kombatの"Get over here!")、その後小さな死体を燻した。」今作の一般公開日は現時点では未定、配給契約についても発表されていない。
映画のトレイラーは以下で視聴可能(閲覧注意)。