AkaiがMPCの最新モデルを発表

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    Thu, Jan 12, 2017, 05:52
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    Resident Advisor
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  • スタンドアローン型サンプラーのMPC LiveとMPC Xが登場。
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  • AkaiがMPCシリーズの最新モデルを発表した。 アイコニックなサンプラーのここ数年のモデルには、オンボードメモリがなく、ユーザーはコンピュータ経由でマシンを使用する必要があった。最新モデルではこの点が変わり、小さくポータブル型のMPC Liveと、より大きなモデルのMPC Xは、スタンドアローン(コンピュータ無し)で機能する。両モデルのソフトウェアには、オーディオ・トラックやワープが可能なMPC 2.0が搭載されているほか、大型のタッチスクリーン・インターフェースや、外部ハードドライブにも対応可能な16GBのメモリを内蔵。電源はアダプターに加え、内蔵バッテリーでも動作する。 MPC Liveは、2系統の1/4インチ入力端子とRCA端子(ターンテーブルと直接接続することも可能)、 4系統の1/4インチ出力が付いたステレオ・マスター出力、そして他のデバイスのコントロールや同期が可能なMIDI入力/出力を各2系統を装備。一方MPC Xは、ヴィンテージ・シンセやユーロラック・モジュラーと接続可能な8系統のCV/Gate端子を備えているほか、8系統の出力、更に1ペアのMIDI入力と、4系統のMIDI出力を装備している。 発売は、2017年第一四半期予定。販売価格は、MPC Liveが$1199、MPC Xが$2199となっている。
RA