Denon DJが新ターンテーブル、ミキサー、メディア・プレイヤーを発表

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    Tue, Jan 10, 2017, 04:40
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  • 製品一式が一挙に発売へ。
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  • Denon DJが新製品を発表した。 現在のブース内で大きなシェアを占めるPioneer DJ製品に対抗するかたちとして、アメリカの製造メーカーDenon DJが、Primeという名のもと、DJギア一式をリリース。ターンテーブル「VL12」、ミキサー「X1800」、メディア・プレイヤー「SC5000」、音楽マネージメント・システム「Engine」が発表された。 ターンテーブル「VL12」は、2段階のトルク機能があり、5kgf/cmのHigh設定は、Denon曰く”業界内で最高水準”とのこと。また、カスタム可能な分離フィート、不要な振動を排除する単離されたモータ設計を採用。ピッチのレンジは±8、±16、±50%から選択できる他、RGB照明は色の選択、明るさのコントロールが可能。小売価格は£650となる。 ミキサー「X1800」は、96kHz/24-bit対応の4チャンネル・デジタルDJミキサー。外部デバイスとの入出力端子、BMPやSweepコントロールとの同期が可能なエフェクターを搭載しており、Denonのメディアプレイヤーとのシンクも可能。3バンドEQはClassic/Isolationモードに切替えできる他、フィルターはレゾナンス・コントロールを備えている。また、2つのUSB接続部によりDJソフトウエアとの入出力が可能なうえ、最大4つのメディア・プレイヤーを同時に使うことができるLAN用ハブを搭載している。小売価格は£1500となる。
    メディア・プレイヤー「SC5000」は、Denonのよると、”ビートグリッドと音楽キーの双方を解析した“初のプレイヤーだという。7インチのプラッターと、キュー、ロール、スライス、ループを作ることのできる8つのパッドを備えた“レイヤー機能”をサポートするディスプレイを搭載。FLACを含む非圧縮のメディア形式にも対応。また、”個々のアウトプットによる2重レイヤ・プレイバック”をフィーチャーしている。小売価格は£1500。SC5000上のファイルは、ビートグリッド及び5つのキーの解析機能を携えるEngineによって管理される。これは、rekordboxに対するDenonの答えとなる。
    Denon DJは、VL12、X1800、SC500、Engine Primeを2017年上旬に発売予定。小売価格は、それぞれ£650、£1500、£1500。Engine Primeは無料。
RA