Kerri ChandlerとSatoshi TomiieがSankeys TYOで共演

  • Published
    Thu, Nov 24, 2016, 07:07
  • Words
    Tomoko Naoshima
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  • ニュージャージーのディープハウサーがDJ/ライブハイブリッドセットを披露。来日直前インタビューをチェック。
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  • Kerri Chandlerが、今週末の11月26日(土)、代官山Sankeys TYOに登場するする。 1991年にデビュー作を発表し、長年世界のディープハウスシーンのトップに君臨し続けているKerri Chandler。「また一からやり直している」と本人が語るように、彼は2011年以降はイビサDC-10のパーティーCirco Locoのレギュラーとして活動しているほか、昨年6月には新レーベルKaoz Theoryを立ち上げるなど、キャリア25年を超えた今も積極的な活動を見せている。2年振りの来日となる今回彼が出演するのは、同時期から活動を開始し、NYを拠点とする日本人ハウスアーティストSatoshi Tomiieが今年5月にスタートさせたパーティーAbstract Architecture。この日はTomiieのバースデーバッシュを兼ねたイベントとなっており、ChandlerはDJ/ライブのハイブリッドセットを披露するほか、ラウンジエリアのTAPROOMにはKo KimuraをはじめとするTomiieと所縁のあるアーティストたちが出演する。 RAでは今回、来日を直前に控えたChandlerにメールでのショートインタビューを行った。
    近年はCirco Locoでのレジデンシーをはじめヨーロッパでプレイすることの方が多そうですが、今のご自分の音楽性は、アメリカよりもヨーロッパの方が合っていると思いますか? 俺はただ好きな音楽や、自分がプレイするその場所で気持ちよく感じる音楽をかけているだけだ。ヨーロッパではCirco Locoやフェスティバルを中心によくプレイしているけど、春と秋はいつもスタジオだったりアメリカ国内で過ごしている。先週末はBrooklyn Electronic Music Festivalに出演した。母国でプレイできて最高だったし、世界中で知り合ったたくさんの人とニューヨークで再会できて嬉しかったよ。 あなたは1994年に立ち上げたレーベルMadhouse Recordsを数年前に復活させ、そのサブレーベルMadtechもスタートさせています。そして2015年には新たにKaoz Theoryをローンチしましたが、レーベルの方向性などはMadhouseと全く別ものなのでしょうか? Madhouse Recordsはクラシックでソウルフルなヴォーカルディープハウスがメインで、Madtechは新しいアーティストにとって出発点となるようなレーベルとして始めた。Kaoz Theoryは、俺がKaoz 6:23名義でやってきたようなダークでロウなダブが中心で、俺が一緒にDJしたいと思っている友人たちの作品をリリースしている。 2016年内の予定を教えて下さい。 スタジオに入って、たくさんのリミックスを進めたりKaoz Theoryのニューアルバムを作る。楽しい音楽の年になりそうだよ。
    イベントの前売りチケットは、現在RAにて販売中。

RA