Lawrence Englishがニューアルバム『Cruel Optimism』を発表

  • Share
  • SwansやThe NecksのメンバーをフィーチャーしたLPが、まもなくRoom40からリリース。
  • Lawrence Englishがニューアルバム『Cruel Optimism』を発表 image
  • Lawrence Englishの次作LP『Cruel Optimism』が、2017年2月にリリースされる。 オーストリア出身のアンビエント/エクスペリメンタルプロデューサーであるLawrence Englishは、新作アルバムを自身のレーベルRoom40から発表。同レーベルから自分の作品を出すのは2014年のフルレングス『Wilderness Of Mirrors』ぶりとなる。本作は、アメリカの理論家でありシカゴ大学の教授Lauren Berlantによる2011年の著書が発端となっており、タイトルも同書から取られている。 Englishは『Cruel Optimism』について、「パワー(存在するものとしないもの)について考察した作品」だと言う。中東の難民危機、人種、ジェンダーと性の不平等、イギリスのEU離脱やアメリカの選挙サイクルなど、多くの主要問題を指摘しつつ、「それらの課題に対するメディテーションと、深刻な将来に向けての励まし」だと本作を表現。 『Cruel Optimism』ではコラボレーションが多く行われており、収録曲10トラックのうち、各トラックで少なくとも一組のコントリビューターが参加。The NecksのTony BuckとChris Abrahamsから、SwansのメンバーであるNorman WestbergとThor Harris、そしてアンサンブルグループThe Australian Voicesまでが名を連ねている。 Tracklist 01. Hard Rain 02. The Quietest Shore 03. Hammering A Screw 04. Crow 05. Requiem For A Reaper Pillar Of Cloud 06. Exquisite Human Microphone 07. Object Of Projection 08. Negative Drone 09. Somnambulist 10. Moribund Territories 『Cruel Optimism』は、Room40より2016年2月17日発売予定。
RA