Published
Thu, Oct 27, 2016, 05:02
- エクスペリメンタル・デュオによる次回フルレングルは、ライブパフォーマンスに重点を置いたもの。
Thrill Jockeyが、James GinzburgとPaul Purgasから成るデュオ、Emptysetの次作アルバム『Borders』を来年1月にリリースする。
GinzburgとPurgasは近年、分類し難いサウンドデザインの実験的作品をSubtextやRaster-Notonから発表してきた。『Borders』は彼らにとって5枚目のフルレングルとなり、Thrill Jockeyからのデビュー作となった2013年の『Recur』以来のリリースとなる。Emptysetがこれまで生み出してきた大部分の作品とは対照的に、ライブのアプローチが重視されたアルバムとなる本作。彼ら2人が自ら構築した「機器のような6本の弦があるシタールとドラム」といった数個の楽器がフィーチャーされており、それら楽器の通常の「アナログプロセス」で用いられたという。
『Borders』はヴァイナル、CD、デジタルの3フォーマットでの発売。Thrill Jockey(今年同レーベルより発表されたMatmosのアルバム『Ultimate Care II』はRA recommendとなった)から発表される2017年度第1発目の作品となるようだ。
Tracklist
01. Body
02. Border
03. Descent
04. Across
05. Speak
06. Axis
07. Sight
08. Retrieve
09. Ascent
10. Ground
11. Dissolve
『Borders』は、Thrill Jockeyより2017年1月27日発売予定。