Bicepが初来日し、今週末の10月28日(金)、渋谷Contactに出演する。
北アイルランド・ベルファスト出身のMatt McBriarとAndy FergusonによるハウスデュオBicep。彼らのブログFeel My Bicepは、様々なスタイルの隠れた名曲が投稿されることで知られるほか、世界各地では同名のパーティーを開催。そして2012年にはレコードレーベルも立ち上げた。2人は今回、Contactのハロウィンパーティーにて、TakeとHisashiからなるデュオMonkey Timers(先日RAが掲載した彼らのインタビューはこちらからチェック)、そしてGreyhound主催のKaziziのサポートのもとプレイ。一方Contactフロアでは、Feel My Bicepのブログでも度々紹介されているForce of NatureのKZAらがプレイする。
RAでは、彼らのジャパンデビューに先駆けメールでのショートインタビューを行った。ブログを始めたきっかけを教えて下さい。記事は2人で投稿しているのですか?
2007年に、僕たち自身と友達たちと音楽をシェアする為に始めたんだ!YouTubeやSpotifyでまともに音楽を聴けるようになるずっと前のことだよ。記事は2人でそれぞれ投稿している。後に2人ともロンドンに引っ越したけど、実はブログを始めたばかりの頃は別々の街に住んでいたんだ。
レコードディガーとして有名なあなたたちですが、どういう視点で、どのようにしてレコードを掘っていますか?
最近はまずセールコーナーをチェックするようにしている。今の時代はYouTubeやFacebookがあるから、良い曲は大体シェアされているし、皆に知られちゃっているからね。僕たちはいつも、僕たちがかけそうもないようなジャンル、例えばドラムンベースやトランスのレコードを掘っては違うピッチでかけたり、いわゆる“レア・ディスコ”を探すのではなく、オープンなマインドを持ってとにかく安いレコードを掘ったりしているかな。
DJの時に心がけていることは何ですか?
まずは、みんながそれまで聴いたことがないような音楽をかけるようにしている。自分たちでリエディットした曲や、未発表曲とか、とにかく色んなジャンルをミックスしているよ。
今年は初めてのライブパフォーマンスを行われましたが、今後はライブの回数を増やしていくのでしょうか?
そうだね、2017年はもっとたくさんライブショウをやっていく予定。ライブがすごく好きで、そこにどんどん力を入れていきたいと思っている。僕たちにとってライブは、スタジオ内での楽しさとクリエイティビティをステージに持ち込むことができるもの。それが好きな理由だよ。
2016年内の予定を教えて下さい。
まだまだツアーが多いけど、ほとんどはUKとヨーロッパ内でのギグだから、アルバムを完成させたい。死ぬほど忙しい1年だったから、残りはもう少しゆっくりできたらいいな。
BicepによるHome listeningセッションは以下で試聴可能。
イベントの前売チケットは、現在RAにて販売中。