BOOM BOOM SATELLITESの川島道行が死去

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    Tue, Oct 11, 2016, 05:27
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    Resident Advisor
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  • 日本人バンドのボーカリストが、脳腫瘍のため10月9日に息を引き取った。
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  • 脳腫瘍の療養中だったBOOM BOOM SATELLITESの川島道行が、10月9日に47歳の若さで死去した。 本日10月11日にバンドの公式サイトで発表された内容によると、同バンドのボーカル兼ギタリストである川島は、9日(日)の午前5時12分に息を引き取ったという。川島の脳腫瘍が初めて発見されたのは、奇しくもBOOM BOOM SATELLITESがベルギーの名門レーベルR&S Recordsからデビューを果たしたのと同じ、1997年。彼はその後、度々再発と手術を繰り返しながらも音楽活動を継続していた。2015年秋には4度目の再発が発見され、11月の単独公演をもってライブ活動を休止する予定だったが、体調の悪化により公演は中止。そして今年6月、彼らにとって10枚目のアルバムとなる『Lay Your Hands One Me』をリリースすると同時に、グループとしての活動を終了することを発表した。彼らがダンスミュージックとロックに対して果たした功績は大きい。 オフィシャルコメントによると、バンドは後日、ファンに向けた「お別れの会」を開催予定とのこと。以下は、川島のパートナーであり、BOOM BOOM SATELLITESのプログラミング/ベース担当である中野雅之によるコメントだ。
    10月9日午前5時12分、BOOM BOOM SATELLITESのボーカリスト川島 道行が旅立ちました。 ようやく不自由な身体から解放されて、今頃は世界中を飛び回っているのではないかと想像しています。 悲劇ではなく人生のゴールとハッピーエンドを手に入れた瞬間でした。 今迄沢山のファンに愛され、歩んでこれた川島道行とBOOM BOOM SATELLITESは本当に幸せ者です。 川島道行に代わって改めてファンの皆様、今迄携わって頂いた関係者の皆様に感謝の意を伝えます。 「今迄支えてくれてありがとう。これからも僕たちが創った音楽を、 共に過ごした時間と記憶を大切に、力強く生きていってください。」 「そして、最後に一言だけ言わせてください。ブンブンサテライツでした!!」 中野 雅之
    川島道行さんの訃報に際し、ご遺族ならびにご友人の皆様に慎んでお悔やみ申し上げます。 Photo credit: BOOM BOOM SATELLITES Facebook page
RA