All Tomorrow's Partiesが破産申請へ

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  • UKのイベントブランドが、金銭面で数々の損害を被った結果終焉を迎える。
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  • UKの老舗イベントブランドAll Tomorrow's Partiesが運営終了し、破産申請することが明らかとなった。 All Tomorrow's Partiesは6月16日、オフィシャルFacebookページへの投稿で今回の件を発表した。投稿の中で、オーガナイザー陣は「今後、一切のATP Festivalsのライブサイド及びライブプロモーション運営を終了します」とコメントしている。予定されていたATP Icelandは、資金問題で開催自体を中止するとのこと。また、UK国内での全イベントは他のプロモーターに引き継がれ、既に購入済みのチケットはそのまま使用可能だという。 1999年創設のAll Tomorrow's Partiesは、ここ数年間で度々困難な状況に陥っていた(最近ではDrive Like Jehuキュレートによるフェスティバルが、資金不足の為開催を中止し大きな話題を呼んだ)。キュレーターにアーティストを迎えることで知られるAll Tomorrow's Partiesは、長きにわたりUKで最も人気のあるフェスティバルの1つであった。 以下はAll Tomorrow's Partiesによるオフィシャルコメントからの抜粋。
    非常に悲しいお知らせとなりますが、我々はATP Festivals及びライブプロモーション運営を終了することとなりました。数ヶ月間調整してきましたが、アイスランドのイベントの財源を調達することができず、開催の中止を決断しました。また、全てのATP Festivals及びライブプロモーション運営を即座に終了し、破産申請することとなりました。 ATP Icelandは中止となりましたが、UK国内での全てのショウは新たなプロモーターによって引き続き開催され、チケットも譲与されます(既に購入済みのチケットに関しては新しいプロモーターになっても有効です)。 破産申請についての詳細や、チケットの払い戻しに関する情報は、追ってお知らせします。 ここ最近の喪失を何とか乗り越えようとしてきましたが、結果として運営を続けられなくなってしまったことを大変遺憾に思います。
RA