Published
Tue, Apr 5, 2016, 07:29
- 6月にはSleeper Wakesシリーズの最新作『Free Fall Galaxy』もリリース。
Jeff Mills主宰のAxis Recordsが、高品質ヴァイナルのオフシュート・プロジェクト、Axis Audiophile Seriesの詳細を発表した。
Axis Audiophile Seriesのリリースは「高解像度サウンドのマスタリング」が施されているとのことで、180グラムのヴァージン・ヴァイナルに、32bit/48kHzの音源が収録される。来月発売を予定しているシリーズ第1弾の『Kobe Session』は、Mills率いるエレクトロニック・ジャズ・フュージョン・バンド、Jino Ohno Mitchell Millsのライブ音源。同グループでは、Kenji "Jino" Hinoがベース・ヴォーカル、Buffalo DaughterのメンバーYumiko OhnoがMoogシンセ、Underground ResistanceのGerald Mitchellがキーボード、そしてMills自身がドラムマシンとパーカッションを担当している。
Jino Ohno Mitchell Millsは、昨年9月に東京と神戸で開催されたTodaysArt.JPで、世界初披露となるライブショウを行なった。今作には、タイトル通り神戸でのパフォーマンスの音源がフィーチャーされているほか、イントロダクションとしてそれぞれ15分前後に及ぶ2曲を収録している。尚、バンドは今年の秋からツアーを開始予定とのことだが、日程などの詳細は現時点では不明だ。
更にAxisは今回、Millsの新作ソロLP『Free Fall Galaxy』が6月にリリースされることも発表。今作は、2014年の『Emerging Crystal Universe』からスタートした、“SFストーリー”Sleeper Wakesシリーズにおける第9作となる。
Tracklist
Kobe Session
A1 Eventide
A2 Introductions (MC/translator: Masaaki Ishizaki)
B Happy Gamma Ray
Free Fall Galaxy
01. Medians
02. The Hunter
03. Gravitational Lensing
04. Inner Synthesis
05. Solar Crossroads
06. Transformation In the Virgo Constellation
07. The Hunted
08. Rabid Star Clusters
09. Tri-angularism
10. Spectroscopic
11. Entering (The Free Fall Galaxy)
12. Irreversible Elliptic Orbits
13. Aurora
『Kobe Session』は、Axis Recordsより2016年6月の発売予定。