Published
Wed, Mar 23, 2016, 06:09
- 大手ストリーミングサイトが、UniversalとWarner Musicに続く3つ目のメジャーレーベルと契約。
SoundCloudが、Sony Music Entertainmentとライセンス契約を締結した。
Music Business Worldwideの発表によると、今回の契約によって、SoundCloudはSonyの楽曲を合法的に取り扱うことが可能となるほか、レーベル側はSoundCloudの株式を取得したとのことだ。Sonyは2015年5月に、同ストリーミングサイト上から自社の所属アーティストの楽曲を削除しているが、その後の長期にわたる交渉の末、ようやく双方が合意に達した。
SoundCloudは、既にUniversal、Warner Musicとライセンス契約で合意しており、これで3大メジャーレーベル全てと契約を締結したこととなる。また、今回の契約締結によって、SoundCloudが予てより計画していたサブスクリプション型サービスが、始動に向けて大きく前進すると見られる。
SoundCloudは今回の合意について、「2014年始動の広告プラットフォームや、年内にUSをはじめとするマーケットでスタート予定のサブスクリプション型サービスを含む、SoundCloudが注力してきたマネタイゼーションを支える」ものだとコメント。 同社の創設者兼CEOのAlexander Ljungは、次のように語っている。「今日と言う日は弊社にとって非常に重要な日となりました。SMEと合意に達したことによって、我々は全てのメジャー音楽レーベルとライセンス契約を締結したこととなります。」