Optimo Musicがポストパンク・コンピレーションに関してSonyと衝突

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  • メジャーレーベルが、タイトルの『Now That's What I Call...』というフレーズに異議を申し立てた。
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  • Optimo Musicからリリース予定のポストパンク・コンピレーション作品のスリーブが、Sonyからの排除要請を受け処分されることとなった。 Sonyの申し立ての理由は、本コンピレーションのオリジナルタイトル、『Now That's What I Call DIY! (Cult Classics From The Post-Punk Era 1978-82』にある。Sonyのシリーズ作品『Now That's What I Call Music!』の著作権を侵害しているというのが同社の主張だ。伊一方で、Optimo Musicを主宰するJD TwitchはRAに次のようなコメントを寄せている。「既に完成していたスリーブを、Sonyにとって申し分のない、かつ僕たちにとって対費用効果の高いものに変更するという妥協にこぎ着けることができなかった。だからオリジナルのスリーブは処分することになったよ。」彼によると、今回の件で発生する費用は「数千ポンド」とのこと。「冗談じゃなく、悪夢のような出来事だし、すごい腹立たしい話なんだけど、実は俺が本当に怒っている唯一の相手は、自分自身なんだ。問題が起こるなんてこれっぽっちも思ってなかった。Sonyが本気で著作権侵害を訴えてくれたことにはすごく感謝してるよ。」尚、RAの問い合わせに対するSony側の回答はまだ得られていない。 新たなパッケージに変更されたコンピレーションは、『[Cease & Desist] DIY! (Cult Classics From The Post-Punk Era 1978-82)』というタイトルで10月30日にリリースされる。以前英語版のニュースでお伝えした通り、今作は'70年代後期から'80年代初頭にかけて発表された、奇妙でレアなポストパンクを集めたもの。全16曲収録の2枚組ヴァイナルバージョンには、JD Twitch自らが執筆したそれぞれのトラックの説明と、Dan Selzerによるイントロダクションを記載したブックレットが付属する。
RA