灰野敬二とDJ NobuがBATICAに登場

  • Published
    Wed, Jun 26, 2013, 05:07
  • Words
    Tomoko Naoshima
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  • 日本の現代音楽とテクノ、それぞれのシーンの重要人物が2人会を開催。
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  • 灰野敬二とDJ Nobuが、今週末6月29日(土)恵比寿BATICAに登場する。 日本の実験音楽シーンを語る上では欠かせない音楽家のうちの1人である灰野敬二は、1971年に即興音楽バンド、ロストアラーフを結成すると共に本格的なキャリアを開始。以来現在に至るまで、厳格な“音”へのこだわりのもと常に前身を続けてきた。挑戦的で実験的な作品群は国内のみならず海外でも高い評価を受けており、最近では2010年にフィンランド出身のデュオPan SonicとのコラボレーションLP『Synergy Between Mercy And Self-Annihilation Overturned』を発表し注目を集めた。一方千葉のアンダーグラウンドパーティーFuture Terrorを主宰するDJ Nobuは、現行の国内テクノシーンを語る上では欠かせない存在だ。今年3月に発表したオフィシャル・ミックスCD『Dream Into Dream』では、テクノの更なる可能性を我々に提示してくれたNobu。8月には、2010年以来となるベルリンBerghainへの再出演が決定している他、2012年に始動させたレーベルBittaは今秋にも次のリリースを控えているそうで、ますます多忙を極めている。 国内のアンダーグラウンドシーンで確固たる立ち位置を築き上げてきた2人が、6月29日(土)恵比寿BATICAで開催されるパーティーBATICA TROICAに揃って登場しDJセットを披露する。この日は両氏による濃密で予測不可能な空間が繰り広げられることとなるだろう。尚、パーティーは15時スタートのデイイベントとなっているのでご注意を。

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