NumbersのJackmasterがmoduleに登場

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    Wed, Feb 13, 2013, 08:00
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    Resident Advisor
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  • 初来日を控えたグラスゴー出身のパーティー仕掛人にインタビューを敢行
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  • イギリスのグラスゴーを拠点に活動しているDJ、Jackmasterが2月16日(土)渋谷moduleに登場する。 グラスゴーを拠点にスタートし、現在では所属アーティスト達やレーベル、そしてP.O.L.Style率いる東京チーム等の手によって世界中でパーティーが開催されているブランド、Numbers collectiveの創設メンバーの1人であるJackmaster。2011年にはFabricのミックスCDを発表し、ここ最近は過密スケジュールでツアーを行っている。また、以前RA Podcastに登場し、素晴らしいミックスを披露してくれた。去年には、更に彼のことを詳しく探る為にインタビュー(英語版のみ)を行ったのだが、彼の初来日を目前に、今回再びコンタクトを取ってみた。 あなたはグラスゴーで育ち、若くしてレコードショップRab-A-Dubで働き始めました。顧客にはClaude Youngなんかもいたそうですね。そういった経歴は、現在のあなたのDJスタイルにどのような影響を与えていますか? Rubadubで働いたことで、僕のダンスミュージックの趣味は完全に変わったよ。店に初めて行った頃は、もっと安っぽいハウスとかを聴いてたんだけど、そこからすっかりデトロイトテクノ/シカゴハウスフリークになっちゃったんだ!あそこにいた人達皆から、それぞれ違う形で音楽の影響を受けたね。Claude Youngと初めて会ったのもあの店で、彼はすぐに僕たちに、彼のラジオ番組にゲスト出演してくれないかって誘ってくれたんだ。想像してみてよ、僕はたった16歳のいちデトロイトファンだったんだぜ、そんなヤバい機会ってないだろ! 過去10年間で、Numbersはグラスゴーの小さなクラブナイトから、数々のパーティーやレーベルなどによって世界的に有名なブランドにまで成長しました。東京でもPOL Styleが中心となって行っているNumbersのパーティーがありますね。Numbersを分かりやすく定義すると、どんなものですか?あなたがNumbersを通して目指していることは? しょっちゅう質問されるんだけど、僕たちを定義するものって聞かれても難しいんだ。たぶん、僕と他の皆の友達関係こそがNumbersなんだと思う。あとはダンスミュージックに対する前向きな考え方かな。過去を振り返るのがいけないと考えているわけでは決してないけどね。僕たちのゴールは、世界中の皆と、いい音楽をシェアして一緒に楽しむことさ。 あなたはおそらくFabricのミックスCDで最もよく世に知られているかと思います。ジャンルレスなミックスでしたが、一方でデトロイトテクノがテーマになっていたようにも聴こえました。あなたにとってデトロイトとは何を意味しますか? 色んなスタイルの音楽が好きだけど、やっぱりデトロイトテクノが一番好きなんだ。うまく言葉にできないんだけど、デトロイトテクノが僕の人生を完全に変えてくれたってことは本当だよ。 今回初来日となりますが、何を楽しみにしていますか?東京でのセットはどのような感じになるのでしょうか? 日本のお客さんは素晴らしいって聞いたことがあるから、彼らの前でプレイできることにすごくワクワクしているし、もちろん古くからの親友であるPOL Styleに会えるのも嬉しいよ。あとは日本食も楽しみ!僕のセットがどんなものになるか期待してて。きっとみんな踊りまくって汗だくのパーティーになるよ。

RA