Korgが新製品「Kaossilator Pro+」、「Kaoss Pad KP3+」を発表

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    Fri, Jan 25, 2013, 11:15
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  • 指一本で演奏できるシンセサイザー/エフェクターの進化版
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  • Korgが、ガジェット楽器の先駆けとなったKaossilatorシリーズ、そしてタッチ・パッドによる直感的インターフェイスのエフェクターKaoss Padシリーズの最新製品を発表した。 まず、2010年に登場した、豊富なサウンドやループレコーディング機能によって、指一本であらゆるジャンルの音楽を演奏&作曲が可能なツールKaossilator Proを更に進化させたハイスペック・モデルのKaossilator Pro+。Korgならではの本格的なシンセ・サウンドが、ドラム音色を中心に200種から250種にボリュームアップ。全35種類のスケール/プラスマイナス12の範囲で選べるキーが設定可能となっており、これまで以上に幅広いジャンルの音楽を、全く楽器を触ったことのない人でも、タッチ・パッドに触れるだけで自由自在に演奏することが可能となっている。また、手のひらサイズのシンセサイザーKaossilator2をバージョンアップすることにより、本製品と連携が可能となっている。 そして、強力なエフェクト・プログラムや充実したサンプリング機能を搭載したDJエフェクター/サンプラーであるKaoss Pad KP3をバージョンアップしたKP3+。KP3から受け継いだエフェクト108種に、ループを自由自在に操る新設計のルーパーや、ターンテーブルをシュミレートするヴァイナル・ブレイクなどの新規42種を加え、最新のエフェクト・プログラム全150種を搭載。タッチ・パッドから指を離すと自動でディレイを加えるFX RELEASE機能や、入力音をカットしてリバーブなどのエフェクトのみを残すミュート機能、エフェクト・プレイを記録し再現するPAD MOTION機能などにより、プレイの表現力をさらに高めることができる。また、瞬時に8つのエフェクトを呼び出せるプログラム・メモリーや、タッチパッドから指を離してもエフェクト効果を継続させるホールド機能など、現場での使い勝手のよい実用的な機能も搭載している。 価格はKaossilator Pro+が¥50,400(税込)、Kaoss Pad KP3は¥42,000(税込)となっており、共に2月下旬の発売を予定している。
RA