Cue Pointは、アーティストがDJ / プロデューサーの初期ダンスフロア体験をイラストで表現するというシリーズ。Shanti CelesteとTurbo Islandによる第一回に続き、今回はPomona StudiosのWillが、Willowの人生を変えたパーティー体験をヴィジュアライズ化した。その舞台はマンチェスターのSoup Kitchen。

それは2010年のことだった。Willowとその友達は、Solid Grooveの00年代初期クラシック、"This Is Sick"をサウンドトラックに、マンチェスターのノーザン・クォーターへ車を走らせていた。

彼女らの行き先は、Soup Kitchenで開催されているパーティーmeandyou.。その日はWorkshopのKassem Mosseがフィーチャーされていた。

あの夜のSoup Kitchenには、特別な感情が立ち込めていた。そこにいる人々は、本当に音楽を楽しでいたのだ。彼女がそれまでに訪れたことのあるクラブとは異なるヴァイブだった。

そのクラブのトイレは、辺り一面がポスターで覆われていた。Willowは、どれほどそこが完全なる無人であったかに驚いた。文字通り、全員がダンスフロアにいたのだ。

その夜、彼女は、ヴァイナルをプレイする美学の恋に落ちた。

meandyou.のパーティーの後、一人の友達が、彼女にCDJを使ったDJの仕方を教えてあげると言った。「それは大丈夫、ありがとう」とWillowは答えた。「私はヴァイナルでプレイすることを学ぶの。自分自身でね」

その数日後、彼女はSoup Kitchenのダンスフロアの上でランチを取った（そこは食堂でもあった）。人生観が変わるほどの体験をした一夜の後で、変な気分だった。

彼女はその時知らなかったが、あの夜は、この後続くことになるWorkshopとの長く有意義な関係の始まりだった。その数年後、レーベルは彼女とサインを交わし、彼女が長年素晴らしい思っていたアーティストとのつながりを導いた。

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