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The art of DJing: Roman Flügel

  • Roman Flügelの音楽を彩るシュールな質感は、彼の匠の技を感じさせるDJセットにも感じられる。数十年にわたりDJブースに立ち続けての所感をMatt Unicombに語る。

    2011年4月のある夜、Roman Flügelは今はなきベルリンのクラブHorst KrzbrgのDJブースに立っていた。6フィート(約183cm)以上ある長身の彼はリラックスしていて、片手でヘッドフォンを調整しながら、左右に揺れていた。彼のホームクラブ、そしてレーベルであるRobert Johnsonの名を冠したパーティーLive At Robert Johnsonにヘッドライナーとして出演した彼は、繊細なディープハウスからデリケートなテクノまで、なめらかな繋ぎと安定したペースで披露、これまでの夜遊びの中で体験した音の中でも最もディープでヒプノティックだと思える音を奏でていた。彼の膨大なカタログの中でも最もアブストラクトな部類の曲”Pattern 16”の細切れなベースラインが漆黒の空間に反響すると、ダンサー達は目を閉じて身体を揺らしながら手を身体の横に沿わせ、当時数ヶ月前にリリースされた”How To Spread Lies”などの明るいトラックの時には時たまフラッシュが光ることもあったが、セット全体としては音数も少なく、陶酔的なものであった。

    それから6年が経ち、Flügelを見かけるのは大箱か、もしくはフェスティバルでのことが多くなり、あのベルリンでのディープの中のディープを極めたような夜との共通点は少ない。しかし20年以上のキャリアにわたって磨き上げられた、メロディーに対する鋭いセンスとテクニカルなスキルによって届けられる、サイケデリックな質感は健在だ。フランクフルトの豊かなシーンの賜物である彼は、90年代のアンダーグラウンドなクラブサウンドというものを位置付けた、PlayhouseやOngaku Musikなどの先駆的なレーベルでの功績で知られている。わずかなメロディによって抑制を利かせたFlügelのDJスタイルは、彼のカタログにある音楽とも共通している。努力と、そして音楽への深い智慧を必要とするこのスタイルは、メロディやサウンドが対峙する瞬間、リスナー達を一気に陶酔から引き戻すのである。

    彼のミックス『Fabric 95 』のリリースまであと数週間となったある日、僕は彼のDJとしてのアプローチについて話すべく電話をかけた。彼がまだ、当時の中心的クラブだったDorian Grayに行っては、オッフェンバッハのアフターアワーズのパーティーで遊ぶような若きクラバーだった時代を振り返り、彼の作品や、ビッグルームへの転身に関する彼自身の見解、さらにはCDJの利点、メロディの重要性、さらには一般論としての「DJとは?」という問いへの考えに至るまで語ってくれた。














    あなたも含め、フランクフルト出身のDJはヒプノティックなスタイルで知られていますね。どうしてなのでしょうか?

    ハウスミュージックが出てくる前のフランクフルトは、ニューウェーブとEBMとの関わりがとても強い街だった。音というものにエレクトロニックな視点を持ち込んだ、ニューウェーブのヘッズ達による大きなシーンがあったので、おそらくその影響が大きいのだと思う。Dorian Grayでも初期の頃は、朝の4時とか5時になるとニューウェーブのヘッズが来ていたよ。その時間が来るまでは、皆が素敵な一夜のためにドレスアップして来るような、所謂ディスコだった場所が、いざ朝になって黒ずくめで変わった髪型の人々がやって来ると、音楽も繰り返しが多くてエレクトロニックなものに変わっていた。

    DJになりたいと思ったのはいつ頃ですか?

    エレクトロニックミュージックを知る前から、実はDJになりたかった。80年代初期にアメリカのヒップホップのことを知ったんだ。確か11歳か12歳の時、たまたまブレイクダンスやヒップホップ、グラフィティに関するドキュメンタリーをテレビで観た。このターンテーブル2台を使ってる人が不思議な音、つまりスクラッチをしてるんだと気づいて、すっかり魅入られてしまった。それで家にあった安物のレコードプレーヤーで試してみたんだけど、ちっともスクラッチできなかった。でも、そのターンテーブルを楽器として使っている男性の映像は、本当に重要なものだったと思う。ミックスできるようになったり、ミックステープを作れるようになるまではそこからしばらくかかったけど、12歳か13歳の時に初めて友達と一緒にミックステープを作った時のことはよく覚えてる。その友達が、小さいミキサーと、レコードプレーヤー1台、カセットテープを持っていたんだ。最初のDJミックスはそうやって作ったもので、もちろんビートマッチングはしてなかったけどね。

    レコードでミックスを始めたのは?

    1987年から88年頃だね。当時は本当によく出歩いてて、毎週2、3日は夜遊びしていた。僕も友達も高校を卒業して、使えるお金もあって、時間は山ほどあった。だから皆ですっかりはまっていったんだ。レコードショッピングも重要だった。買ってたのはレコードだけど、その頃すでにTechnicsのターンテーブルはとても高価になっていた。それで地元でパーティーを開いて、機材は借りることにした。ミックスのやり方はそのイベントをやりながら覚えていった。














    アフターアワーズはオッフェンバッハでよく過ごしていたそうですね。

    90年代の半ばに、ダルムシュタットからオッフェンバッハに引っ越した。ZipもPerlonのメンバーも皆オッフェンバッハ出身で、街には小規模なシーンがあったし、家賃も安かった。オッフェンバッハは昔はかなりの工業地帯だったので、人との出会いの場も、音楽が流れる場所もあった。Fahrrad Halle(英語に訳すとBicycle Hall)というアフターアワーズ向けのヴェニューがあって、日曜ともなれば、多くの人がそこに集まってた。

    アフターアワーズによく行っていたことが、現在もあなたがトリッピーな音をよくプレイすることにつながっているように感じます。以前にも、あるDJが、良いプレイをしたいなら、良いプレイを聴ける環境で長く過ごすことが肝心だと言っていました。

    アフターアワーズのいいところは、多種多様なフレーズのサウンドがあるところだと思う。それを非常に巧みにやってのける、マスター級の人々はごく少ない。例えばSven(Väth)がそうだ。彼がより長いセットをやる時は、ある時点まで来るとエネルギーが落ち着いてきて、とてもトリッピーになるんだ。そして突然エネルギーが盛り返してくるようなトラックが来て、そこから新しいものが始まるのがわかる。アフターアワーズのサウンドでただ恍惚とするのもいいけど、どんどん別のステージに展開していくのはもっとスペシャルだ。長くその場にいるときにだけ体験できるものがある。

    自分のプレイする音楽はトリッピーだと思いますか?

    どうだろうね。

    狙ってやっている部分はありますか? 

    意識的にはやってないけど、つまりは、自分が好きな音楽がトリッピーなものなんだと思う。自分の体験から影響されている部分もあるかもしれない。トリッピーなサウンドと雰囲気が好きだね。

    あなたはヒプノティックな音楽をプレイしていますが、他の多くのDJのやり方とは異なるように思います。Ricardo VillalobosやVeraは、よりループが多くミニマルな音ですが、あなたの場合は、メロディックで遊び心のあるトラックで、ヒプノティックな雰囲気を作り出していますよね。

    僕は、音楽の正にそういう部分が好きなんだ。















    DJセットにメロディが大切なのはどうしてでしょうか?

    メロディがあれば、音楽は記憶に残りやすい。メロディは感情に訴えるものがあるから大好きなんだ。リズムに没頭するのも楽しいけど、そこにメロディが入ってくると、リズムだけとは比較にならないような何かが起こる。

    自分がプレイしている音楽はポジティブなものだと思いますか?

    そうは思わない。プレイしている時、ネガティブとまでは言わないけど、エレクトロニックミュージックのダークサイドが出ている時間があるからだ。ここ2年間はより楽しい感じでやっていたし、だんだんポジティブなヴァイブになっていくのも、自分にとっては良い事だと思う。皆を憂鬱にしてしまう気はないからね。

    あなたがプレイする音楽は、とても繊細で柔らかなものが多いですね。いわゆる盛り上げトラックはほぼプレイしないのに、そうした繊細な音を使って場をロックしています。そういうプレイをする時に心がけていることは何でしょうか?

    あるトラックをプレイするのなら、それと同じような音を2時間まるごと立て続けにプレイしたりしないようにすること。バランスをとらないといけない。時々、音やメロディが殆ど入っていない、ドラムビートだけの荒い印象のトラックをプレイすることもあるけど、そのあとに、例えばFort Romeauのトラックのような美しい印象のトラックをプレイしたりすると、皆それを聴いて喜んでくれる。丸一晩、メロディだけ、もしくはドラムトラックだけをプレイしていたら、そういう効果は出ないよ。

    あなたが好きなトリッピーな音楽の部分と、人々を楽しませようという部分について、どのようにバランスをとっていますか?もちろん、あなたは(人々を楽しませるために)クラシックハウスやディスコをプレイすることはないので、あからさまなものではないと思いますが。

    ハウスミュージックの歴史を深く掘り下げていくと、その基盤になっているものがわかってくる。そうすれば、どんなトラックで、どんなボタンを押せばいいかを見つけることができるんだ。自分よりもずっとうまくディスコをプレイできて、理解している人が大勢いるのを知っているのに、何故自分がプレイする必要があるだろう?それなら僕は、自分がよく理解し、心から感じられる音楽に集中しようと思う。音をわかっているような振りをするのは、僕が考えるDJのやり方じゃない。

    つまり、DJの中には「わかっているような振り」をしている人もいるということですか?

    もちろん、僕は誰も非難する気はないけど、DJというのはその当初のあり方と比べると随分違ってきていると思う。僕がまだ新人だったときは、とにかく新しいトラックをプレイし、新しいレコードを買うというのが、DJのやる事の全てだった。でも今の若いDJであれば、プレイリストをチェックして、いいコンピレーションを探して、いい記事を読んで、結局は『ハウスミュージックの重要トラック50選』みたいなところに落ち着いたりする。だけど、それだけでいいDJになれるわけじゃない。例えばソウルミュージックやレアグルーヴの分野だと、隠れた名曲揃いの7インチのコレクションを丸一晩プレイし続けるDJがいるけど、その中にはもう何度も何度もプレイされている曲もある。少なくても、僕が聴いたことある限りはそうだ。それで、まあ当然といえばそうだけど、皆が盛り上がってる。どうか、ハウスミュージックではこういう事が起こらないようにといつも願ってるよ。常に進化しているべきだと思うんだ。































    きっとプロデューサーなので、余計にそう感じるのでしょうね。曲を作りたいわけですから、古いトラックを振り返りたいとは思わないと。

    埋もれていて知られていなかったトラックだとしても、そのこと自体で曲が良くなるわけじゃない。ただ、うんと若い時期は、そういう曲を見つけるのはとてもエキサイティングな事かもしれないね。フランクフルトには古いレコードに注目したGosuというレコードショップがあって、そこで人々が、彼らが子供の頃の音楽だとか、ともすれば親世代の音楽を探してるのを見てると面白いなと思うよ。

    2011年のベルリンで、あなたの素晴らしいDJセットを目撃しました。クローズしたHorst Krzbrgのパーティーです。とてもディープで繊細なセットで、あなたの曲の中でも特にトリッピーな”Pattern 16”までプレイしていました。今ではより大きな場所でプレイしていることが多いので、今後ああいうセットをプレイすることはないのかなと思っているのですが。

    あのHorstでのパーティーは特別だったね、最後にはDavid Bowieの曲までプレイした。あのクラブにはそれまで行ったことが無かったから、どういうものを求められているのか分からなかったんだけど、突然、何でもやれる気がしたんだ。距離の近いクラブとステージとの違いはあるけど、だからといって今後小さいクラブでプレイしないわけじゃない。Robert JohnsonやPanorama Barでプレイする時は、大きなフェスティバルのステージとはかなり違うセットでプレイしているよ。

    DJに関して言えば、これまでで一番忙しく過ごしているのではないでしょうか?

    少なくともこの3、4年の中ではそうだね。Alter Egoのライブを辞めたことで時間が出来た。自分のキャリアの中でもネクストレベルと言えるものを目指そうと思い、懸命に頑張ったことで、あちこちに行って、自分が本当に好きなもの、自分が体現したいと思うものをやれるようになった。自分の音楽を何回もプレイしたくはないんだ。実際、Alter Egoで長年やってたのはまさにそれだった。

    大箱でのDJにはどのようにして慣れていったのでしょうか?

    やりながら段々慣れていった。大箱でプレイするとはどういう感じなのか、当初は何もわからなかった。何年も小さなクラブやパーティーでしかプレイしてなかったから、本当に少しずつ、少しずつ進歩していった。やっと、あちこちのフェスティバルでプレイするようになった頃は、正午から午後1時までの誰もいない時間帯だったりもした。一歩一歩の前進だよ。大きなステージでプレイして、皆の注目を集めるというのは今までにないチャレンジだ。これをやったらあれをやる、という感じではなく、できるだけ遊び心があるものにするように挑戦している。トリッピーな音がハマる時もある。僕は、拳を突き上げるような激しいテクノを2時間プレイするなんてできないからね。














    CDJにはいつ頃移行したんですか?

    CDJやCDRを使い始めたのは2年前で、遅いスタートだ。レコードを持っていく量をだんだん減らして、ついにほぼ使わなくなった。確実にヴァイナル向けの場所、例えばPanorama BarやRobert Johnsonは別だけど、そこ以外では、もうここ2年はフル・ヴァイナルなセットをやっていないよ。

    ヴァイナルの技術的なトラブルが気になってCDJに移行したのでしょうか?

    ほとんどのヴェニューで誰もレコードプレイヤーをちゃんと管理していなかった時期もあったくらいだし、もちろんトラブルはつきものだ。それに、大物DJみたいにステージを管理してくれる人がいるわけでないから、頻繁にあちこちに行っていると、トラブルが必ずある。持ち歩くレコードの量が多い程、移動は大変になるという面での問題もある。

    CDJは発見があるという意味でとても面白い。ミックスしている間に何かしら新しい体験があるんだ。とてもフレキシブルなセットができるし、キューポイントを決めてループさせたりすることができる。これも自己表現の一環だと思う。速度を極端に遅くしたり、速くすることもできる。いくらレコードの音が美しく、技術的な面でも面白い部分があるとはいえ、それでもCDJは非難されるようなものではないと思うよ。

    あなたがプレイする音楽は、時間配分がとてもよく考えられているものだと思います。メロディが入ってきた瞬間にセットの流れが変わりますし、CDJがそれを支えてるんですね。

    その通り。そういうプレイには慎重さが必要だけど、CDJを使えばできる。ドラムだけが鳴っている部分にちょっとしたブレイクダウンを入れて、2小節分ループさせて、そこで次のレコードに移ったりといったことが簡単にできる。それで曲の移行をスムーズにできるのが心強いね。














    フランクフルト名物ともいえる、ピュアなミニマルに傾倒していた時期はありますか?

    もちろんあったよ。だけど、フランクフルトのミニマルに関しては、当時の音楽的な文脈から見るべきだと思う。基本的には、同じ時期に流行っていたエレクトロハウスに対するリアクションとして生まれた音だった。エレクトロハウスでは、DJ Hellや、Gigoloのメンバーの人気がポップな域にまで達していて、ステージにはバンドまでいた。なので、僕としては、ミニマルはそれに対するリアクションだったと考えている。より若い世代や、別のグループに属している人たちはエレクトロハウスに飽き飽きしていた。そうした中でも、エレクトロハウスに対する一番極端なリアクションが、ドラムのビート、ベースライン、アブストラクトな音があちこち、といった、殆ど音がないようなサウンドだった。僕が思うミニマルというのはそういう音で、中にはとても気に入ってるトラックもある。しかし他の種類の音楽と同じく、次第に新しい要素が入っていった。

    あなたの初期のトラックをプレイしてるDJは大勢いますね。

    自分の過去のカタログの中でどのトラックが人気なのか、見ていて面白いよ。本当に驚いている。もちろん非難する気はないけど、ただ、僕自身はもうプレイしないだろう。今から10年経ってもプレイされているかな。

    "How To Spread Lies”は、あと10年後も確実にプレイされていると思います。

    そうなるといいね。

    とてもいいトラックの組み合わせを見つけたら、別のギグでまた繰り返すことはありますか?

    もちろんそうするよ。何回もプレイしているからこそ見つけられるものだ。DJ中に良いミックスを発見することはあるけど、家では再現不可能だ。そこで、組み合わせてもっと良くなるトラックが見つかるまで繰り返しやることになる。頭の中でトラックを組み合わせてみようとはしているけど、結局はサウンドシステム内でないとちゃんと音を聴く事はできないものだ。














    すると、しばらくの間、同じ組み合わせを続けることもありますか?

    時々だね。それも、僕がほかのDJのプレイから学んだことだ。さすがに、誰もが毎週末ごとに新しい組み合わせを発見できるわけではないよ。あるトラックを、どういう組み合わせでプレイすることでビルドアップできるか学ぶことは、とても重要だと思う。その組み合わせを基にしてセットを組み立てる。まる一年間、新しいレコードをプレイし続けることも可能だけど、既に持っているレコードをより良くプレイできるようにしていくという道もある。

    DJブースの後ろからクラウドを見ている時、どういうものを見ようとしていますか?

    ステージで皆に手を振って、自分の横に人を呼んで、といった大々的なショーをやるタイプではないから、音楽自体が皆に語りかけるようにしている。その空間にある種のエネルギーや動きが、自分、クラウド、音楽を一体にしてくれるんだ。

    つまり、楽しんでやっているんですね。

    そうだね。楽しい事は悪いことじゃない。楽しいとは「楽しくやる」ことであり、皆を気分よくさせるために馬鹿げた音楽をプレイすることじゃないんだ。それよりも、もっとうまい方法がある。

    DJの役割とはどういうものだと思いますか?例えば、そのシチュエーションに合った音楽を見つけ出すこと、人々を旅に連れていくこと、もしくは他に何かあれば。

    人々を旅に連れていくというのは素敵な事だけど、DJや聴き手側、そしてクラブにいる人たちがどれだけよく理解しているかによっても左右されると思う。DJとは自分がリクエストした好きな曲をプレイしてくれるものだと思っている人もいるだろうし、それは仕方ない。だけど、それとは逆に、そこにあるものを芯から味わい、己を解き放つ事ができる人達がクラブにいる時もあるんだ。

    曲のリクエストはどう対応していますか? 

    受け付けない。申し訳ないけど、誰であってもそこは諦めてもらうようにしている。

    最近あなたが受けたインタビューで、プロデューサーとしては孤独であることが大切だと言っているのを見ました。ですが、あなたのDJとしての姿勢や、クラブを愛し、アフターアワーズで長く過ごすタイプだという話は、それと正反対のように思えます。素晴らしいプロデューサーの中には、特にそれほどパーティーピープルではない人もいますが、あなたのようにその両方を楽しめるのは良い事ですよね。

    本当にそう思うし、それも自分の人間性の中にあるものだと思う。最初は音楽に惹かれてクラブに来たけど、そこでのパーティーの中に素晴らしいカオスが存在しているのを見つけた。それはクラブにしかないものだよね。スタジオで一人で作業しているのも好きだけど、パーティーは素敵な体験だ。やっぱり、人は誰かとつながっているべきだから、一人ぼっちはそんなに楽しいことじゃない。それに、大勢の人が同じ空間で同じものを楽しむということが好きなんだ。古代から続く根源的なものだからね。












    • 文 /
      Matt Unicomb
    • 掲載日 /
      Tue, 23 Jan 2018
    • 翻訳 /
      Yuki Murai
    • Photo credits /
      Béla Feldberg
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