オランダ人アーティストが長尺ライブセッションを披露。
彼のウェブサイトに飛んでみてほしい。そこには、彼自作のAbletonプラグインを無償配布するセクションがある。また、彼のZINE、Shadow Wolf Cyberzineを読むこともでき、そこでは彼が古いシンセサイザーのレビューを執筆していたりする。Obseuriosaというセクションからは、彼の奇妙なサンプルベース音源をダウンロードすることもできる。次は彼のDiscogsのページだ。彼は30以上もの名義を持ち、今年に入ってから既に2枚のアルバムを発表している。その1枚目である『A Vampire Goes West』について、彼は“アマチュア・スペース・ジャズ・ミーツ・プロフェッショナル・アンビエント”と表現。2枚目の『Unfolding The Future With Amateur Space Jazz』については、“コズミック・スペース・ジャズと、スピリチュアル・送付、Gファンク、エチオピアン・ジャズ、アンビエント、その他近しい音楽の、ローファイなミニマル(ウェーブ的な)バージョン”と説明(彼は同作の為に、24ページに及ぶグラフィック・ノベルを執筆した)。これら全てを一言でまとめると、Wolfersはホンモノである。
彼のRA Sessionは、本シリーズの中でも過去最高の長さとなったが、それは想定の範囲内だったかもしれない。彼は先月、我々のロンドンオフィスにトランク一杯のギアを持って現れ、ラフにお喋りをしながら、計5曲を演奏した。最初の2曲は新曲の別バージョン。16分以降は、完全にインプロ・モードに突入したWolfersを体験することができる。
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